ひょんな事からノズルを詰まらせてしまい、無知が故の処理が更に最悪の事態を招いてしまった。
【経緯】
ノズルの初期の締め付けが甘かったため、プリント時の熱で付け根やヒートブロックとステンレスバレルとの結合部分から溶けたフィラメントが漏れだし、緊急停止。
その後、ヘッドが冷えるまで待ち、中でカチカチに固まったフィラメントを取り出そうとホットエンドを分解。
バレルやノズルをガスコンロで炙り、用意した別のフィラメントで上から突っつく!
後押しのフィラメントがバレル内で膨張して抜けなくなる前にサッと引き抜く。
!・・と、これがあっさり上手く行き、詰まったフィラメントも抜き去る事に成功。
早速、ヘッドを組み立て直し、良い兆を感じつつプリント再開。
何事も無かったかのようにプリントが始まった。
・・ところが、数時間過ぎた頃から再びエクストルーダーから"コンコン"と異音が聞こえはじめ、再度ノズルが詰まる事に。
後々分かった事だが、コンロでスロートを炙った際、中の遮熱用のPTFEまで溶かして取り去ってしまった事が原因だった。
今日、代替品となるステンレスバレルが到着したが、中のPTFEだけ抜き取り(長さ26mmが同じだったため)、元のバレル内に収めて、これまで通りの印刷を再開する事ができた。
備えあれば憂いなし。
フィラメントをフィラメントで突っつくなどの荒業を使わなくて済むよう、クリーニングの終わった衣服を受け取る際に付いてくる針金のハンガーで目詰りクリーニング用のパージを作ることにした。
直径が2ミリで、丁度都合の良い太さ。
おまけに簡単には折れ曲がらない鋼でもう少し早く気づいていれば難儀しなくて済んだ。
【ハンガーを切ってノズルクリーニング用のパージを自作】
ハンガーの材質はそこそこの重さに耐えるよう、かなりの強度があり、バレルに差し込むのには丁度良い太さ。
白い半透明のチューブはスロート内部に挿入されている遮熱用のPTFE
自作プリンターでプリンター自作?
【レーザー加工機か、再度大きめの3Dプリンターになるか?、大人のおもちゃ箱(大きなダンボール一杯の別箱有り)】
三点支持のベアリング・テーブルは滑りも良く、精度を要求されるプリンターに持ってこいの機構・・かも。
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