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3Dプリンター - 2018年1月の記事 prev >
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ファン交換

2号機のファン取り替えは二度目。
最近、ブザーに近い音が出るようになり、手で触っても振動が伝わるレベル。
造形物に影響が出てないハズも無く、光の当て具合で前出のケース写真のようにリップル痕が見える。
※交換時にモーター支持部分の2箇所に亀裂があるのが分かった。

ファンの振動が影響してか、ヘッドの取り付けネジまで緩んでいた。
短期間ごとの点検が必要。

結構溜まったホコリ。
定期的に柔らかい刷毛で掃除はしているのだが・・。


こんな状態でも平気で回っちゃうんだネ!


オートレベリング後、センサー取り外しを忘れると・・

前に、Z軸レベルセンサーに使われている圧力モジュールの同等品(Amazon)を紹介した事があったが、オートベッドレベリングが機能せず、取り外しを忘れ悲惨な姿に

本来あるべき姿


ちょっと席を外した隙に取り外しのG29コード実行時のブザー音が聞こえず溶かしてしまった。
キャップ式のレベルセンサーは注意が必要。
(オートレベリングが機能すれば取り外せる位置で停止し、センサーを取り外せるので普通は起こらない!)
G29がブザー音のみで、スルーされた場合、そのままヒーターが入りプリントモードに入るため溶けてしまう。



「Pxmalion」ボード付け替え断念(そして終了)

Mega2560+Ramps1.4の構成でファームを書き換え、あとは端子を接続するだけ・・の段階まできて、端子外形が異なり(大きい)隣のピンにぶつかり接続できないというトラブル発生。
ピッチが同じなら端子が入るという思い込みが招いたトラブル。
工作を楽しんでいるいる訳ではないのでこれで終了。
ケーブルをすべて切断してまでの改造は見送る事にした。

オリジナルファームを書き込んでのコントローラ付け替えはあえなく終了となった。

また元に戻すの面倒くさいナァ!


入れ替え決定

しまっていた予備のボードを引っ張りだし、中華製プリンターのコントローラと入れ替え決定


ハードウェアに合わせて「Firmware」の書き換え作業が・・面倒。


100ミリ幅のマスキングテープを使ってみた。

病院帰りに「ナフコ」へ立ち寄り、かねてから試してみたかった3Dプリンターのベッド用にマスキングテープを購入。

幅100ミリのもので630円程度。(厚みは実測で0.1ミリ)
ベッドに2列貼るだけで済んでしまう。


早速中華プリンターでテスト。


プリントしたモデルが強く貼り付くので、取り外し時は大変だが(ナイフをエッジにあてがい、小型のハンマーで軽く叩いて取り外し)、後は耐久性。
同じ場所で何回プリントできるかしばらくテストしてみることにする。


「Pxmalion」オートレベルの効かない初期「Firmware」にヒット!

購入した「Pxmalion」は、Amazonのレビュー通り、オートレベルが付属していても機能しない方の初期「Firmware」にヒットしていた。 少し残念。(動作するがEEPROMに保存出来ず、プリントにも反映されない)

現在のコントローラを書き換えても良いが、「Pxmalion」の端子群がオリジナルなため、フィラメント切れのセンサーとオートレベルセンサーが一つで兼用されているピン端子番号の割り当てが不明なため、とりあえず保留。

3Dプリンターを自作する際、予備で2台分の「Mega2560」ボードを購入していたので代用する事にした。
自作プリンター用に書き換えた「Merlin」の「Firmware」を更に「Pxmalion」用に書き換え、テストRUNする予定。(未定)
※「Pxmalion」から吸い出したEEPROMデータは以下の通り


A4988のドライバーを、ステッピングモーターの規格に合わせて半固定抵抗で電流調整する必要がある。
(エクストルーダとタイミングベルドで駆動するモーターとでは規格が異なるので注意)


「ベロシティ」効果検証終了

モデルの周囲(あるいは面)に模様を転写する「Velocity」については一定の効果が確認されたのでこれで終了する事にした。

使用した文様


効果が確認できたのでプリントを途中停止。
面の荒れが酷いように見えるが、画像処理によるもの。





メモ:
(1)モデルサイズにあわせて、転写する模様を準備
(100dpi程度の解像度。 サイズ(mm)x4 程度の解像度で準備しておく)

(2)スライサーに読み込んだモデルを事前にスライス
すべての速度設定は60mm/s以上に。
今回はテストなのですべて60mm/sに設定した


(3)Velocityの適用(手順に関する注意書きをよく読む)
今回はシリンドリカル(外周)を適用。
※「Repetier-Host」からの適用手順を動画で添付した。(クリップマーク)

(4)モデルに投影された模様を好みの位置、サイズに調整したらプリントするなり、gcodeで保存するなり好きに処理して終了。

※模様は写真もできるが、コントラストの強い白黒が効果的らしい。
添付ファイル 添付ファイル


べろしてぃ?

ネット空間を"ブラブラ"していたら面白い看板を見かけた。
「流速塗装で遊んでみませんか?」
「料金はタダ!」
「あなたがこれまで縛られてきた難しい概念は全て忘れてもらって結構。」

ちょっと低すぎたが、詳しくは以下のリンクで。
https://github.com/MarkWheadon/velocity-painting
甘い誘いに安易に手を出すと痛い目を見るのは常。
が、何事も経験は必要。
今日の所はネコを代理で勘弁してもらった。

一匹で十匹に立ち向かったような傷跡。(自作プリンター2号機)


まぁ、最初はこんなもん。
次こそ・・・。



熱も冷めやらぬまま、「ベロシティ」、次の失敗結果。
完全に吐出量と温度の設定ミスだが、表面にかすかにグラフィックの転写痕が・・見えるような気もするが?


ベロシティに利用した文様



「Pxmalion」早くも休憩!

性能的に問題は無いが、やはり静粛性とプリント速度、コントローラの操作性に馴染めないため、「mega2560」のコントローラを自作するまで暫く休憩させる事にした。
就寝中も頭上で稼働させ続ける事が多いので、動作音は大きな問題。

動作音だけでなく、コントローラの印刷設定中、ボタンを押すたび、押した本人が飛び上がるほとの"ピッ!"音。
自作機は1メートルも離れるとファンの音しか聞こえないので家族に迷惑をかける事は無かった。

赤丸のコントローラ部分を作り替えるまで休憩。
自分に都合よく書き換えた「Firmware」でないと、動きを詳細に弄れないし、コントローラ操作時のブザー音も消せない。



プリント比較

"自作機"と"Pxmalion CoreI3"とを同じGCODEデータでプリントして比較。
異なる結果は「Firmware」の違いより「ハードウェア」に依存するところが大きい。

※記事中のペン立て「stl」データは最下段のクリップマークでダウンロードできます。(データ作成:SketchUp8)

「Pxmalion」:思い重いヘッドを力任せに動かしている感じ(制動の影響で本体の振動もすごい)




「自作機2号」同じプリント速度だが"ヘッド"も"ベッド"も軽量な分、音も振動も少ない。 リップルは殆ど発生しない。




プリント面の比較(0.2ミリ、47mm/s)
同じ速度、条件では「Pxmalion」の面に、光乱反射とリップルが出ている。(実際は気にならないほど)。
Pxmalionのモデルに反りが発生し始めたため、この高さで停止。




「Pxmalion」:僅か数センチしかない小象のモデル。
シビアな比較をしない限り、特別な設定無しで綺麗に出力できる。
(勿論足も動かせる。) 
サイズによる使い分けが合理的。

添付ファイル 添付ファイル


3Dプリンター組み立てキット・稼働

完成した本体の全景と稼働の様子。

手持ちのフィラメントを差し込み、初プリント。
"のり"や、"マスキングテープ"が間に合わなかったため、硼珪酸ガラスにダイレクトプリント。(確認だけが目的なので、途中で停止)
ベッド・レベリングも忘れた!


本体全景(前)


本体全景(後ろ)


コンパクトなコントローラ



Z軸レベルセンサーに使われている圧力モジュールの同等品(Amazon)


添付ファイルの動画は、ABL(オート・ベッドレベリング)の様子。
添付ファイル 添付ファイル


テーブル歪矯正、成功

置いた定規の左右に大きな隙間が出来る状態(いわゆる蒲鉾形状)を写真に収め忘れるという、大失態!

"Before、After"を比較することが出来なくなってしまったが問題は矯正結果。
以下写真にて。

ヒーター面には端子とサーミスタが取り付けてあり、壊さないよう注意!


この後、丹念にクレンザーで汚れを落とし、仕上げ用砥石でテーブルを研磨。

当てた定規の左右に、大きな隙間ができる方の対角。(写真は矯正に成功した後)


矯正後この方向の歪取りOK!


矯正後この方向の歪取りもOK!


矯正後この方向の歪取りもOK!


矯正後この方向の歪取りもOK!


これまでの歪が嘘のように解消し、クリップの片側止めでもガラスはピッタリ貼り付いたまま反対側が浮かない。


絶望的な状況が1日かけて研磨し、矯正を施した後、明日への希望に変わった。


時間が解決

直面した現状でしか物事を判断できなかった事で少し自己嫌悪に陥っている。"文句"って先に立つものだと。

余るほどのネジを所有しながら、たった4本のネジ不足に文句。
(想像通り、処理に困るバラバラ規格でネジが数本余った)

手持ちの道具が活用出来る事を考えもせずに、僅か0.5ミリ程度のアルミの歪に文句。

反省が下した決断。(加減を誤ると後々面倒なので想像でご覧ください)


付属のACアダプター。 100w未満のギリギリ容量。


付属のACアダプター外観


プラグは3Pタイプ


時間が経って少し冷静になり、無責任な投げ出し方をせずに済みそうだ。
金額はともかく資金を出してくれた妻にも申し訳ない。


TEST(1号機)

とうに交換時期を過ぎて使い続けているベッドのフィルム貼り付きTest。
最初のブリム印刷時に浮いて取れてしまうほど弱くなっている。


キットの3Dプリンターでは必ずと言ってよいほど見かけるテストモデル。
フィルムテストに使用したこのプリンターは自作機


インフィル 20%
ノズル 0.4mm
積層ピッチ 0.3mm
添付ファイル 添付ファイル


最後に引いてしまった!

フレーム本体の組み立てを終え、少しの掛かりも無いほど微調整。
「X,Y,Z」各軸の動きも実にスムーズ。
水平、垂直のレベルは手持ちのノギスとスコヤーで調整。

ヒートベッドを取り付けたら、硼珪酸ガラスをセットし、フレーム本体の各パーツに配線し「コントローラ」を起動するのみとなった。

・・と、最後のヒート・ベッドをパッケージから取り出すと、ひどい汚れと深い傷。(写真)
直感なのか、六感なのか、この時点でもうイヤな予感しかしない。

どれほど磨いても取れない深い傷と重ね痕。(中古じゃないよね?)


ベッドに取り付けると、どの位置からも3点しかレベルが取れないほど最悪の状態。
硼珪酸ガラスをクリップでセットするとガラスが歪むほどの反り。
平滑度が重要な3Dプリンターでは0.5ミリの反りでも返品レベル。 しかも取り付け穴位置が100✕230の特殊な(メーカーオリジナル)サイズ。
※ レベル調整時に必ずどれかのネジが浮いてしまう。


すっかりやる気が失せ、落ち込んだ精神が癒えるまで放置する事にした。 メイド・インジャパンで無くとも、大きな心で待ち受けていたつもりが最後に撃沈。
(この過程で返品交換する気力も無いが)

お粗末な明日が待つ結果となった。
どこからか、誰かの笑い声が聞こえる。


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