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AxiDraw - 2017年3月の記事
03/22(水)
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03/09(木)
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coffee break

"coffee break" = 休憩中。

【jww→Inkscape→Axidraw】
文字のエンコーディングが合ってないが、図面出力合格!
ボールペンが利用出来るため、専用プロッターより細かい。


【今は不要となったが、仏壇の図面出力テスト。・・合格!】
斜めに横切る線は、次のトレース位置までのヘッド移動線。


タブレットケースに、「油性サインペン」でデザイン文字。
【Axidrawの特徴の一つ。】




非接触アプローチセンサーのアルミに対する感度が微妙。
クリアランスはギリギリ確保できていが、ノズルのクリーニングを忘れると事故に繋がる可能性が大きい。

オートレベル完成後、10個程度のテストプリントを実行したが、気持ち良いほどプリントに成功する。
少し踏み込めば、"楽"という褒美が待っている。




coffee break




「AxiDraw」 power-delayでの問題

「AxiDraw」の調整が尽きない。

ペン先の精度が影響するほど精巧な図が書ける事は分かった。
しかし、注意しなければならない次の問題も出てきた。

フィードレート2000(mm/min)でのプロット。
拡大すると、特定のサイズの図形では、閉じた図形の書き始めと書き終わりが繋がっていない。
下の拡大図を見て分かる通り、「power-delay」による「サーボ」のタイムラグが問題となり、開始点と終了点で切れてしまっている。


ダイアログでの調整は(ms or s)となっているが、実際の入力は"int"で処理されるため、設定は整数値しか扱えない。
最小値「1」の入力が「1s」で処理されてしまい、端点が繋がらない問題は解決されるものの、1passごとに1sもの時間を費やされては、作図時間に大きく影響してしまう。

「laser_power」で、サーボの動作角度を調整しても根本的な解決には至らず、不安が残ったままになる。
勇気のある人は、「C#」や「Python」の書式寛容性に甘え、「laser.inx」の「power_delay」を"String"型の変数で扱うのも手だと思う。

「power_delay」を"String"型で扱った場合のダイヤログの表示
小数点以下の数字が扱えるため、"Delay"タイムの微調整ができる。


現在、サーボの動作角度を45度で設定し、Delayタイムは 0.2(200ms)で良好な画像が得られている。
下は、細かい図だが、描画フィードレートは 2000mm/min とやや高めでプロット。

【参考画像は、粗品で頂いた水性ボールペン】


これで「AxiDraw」の完成となった。
奥が深く、限界が無いのがデータ作成。
今後、どう生かすかが課題となった。