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「DELFTship」その12 ポイントメニュー

「DELFTship」を操作するにあたり、とにもかくにも基本コマンドを理解しないと何も操作できない。

これまで触れてきた3Dソフトとは、多少操作感が異なるため、思考の切り替えも必要である。

ヘルプの翻訳は、実際の操作で検証したものと、未検証のものではニュアンスが異なり、未検証のものはネット翻訳をストレートに利用している部分があるので注意が必要。(結構、意味不明な部分も多いため、翻訳は、原文通りでは無い。)


新しいポイント(New point)
3D 空間に新しいポイントを追加します。新しいポイントは既定では (0.0, 0.0, 0.0) が原点になります。新しいポイントの追加は「制御ネット」 のコントロールが表示されている場合のみ有効です。

ポイントを整列(Align points)
複数のポイントが選択されていた場合に直線を形成するように、これらのポイントを整列させることが可能です。これは、最初と最後の選択された点を通過するライン上のすべての選択された点を投影することによって行われます。点の変位を最小限に保つために一様に分布するのではなく、ライン上に投影します。さらに点のみの特定の座標を変更することができます。次に例を示します。X 座標縦断面ビューから見た同じ平面にすべてのポイントを置くために、トランサムの外側のエッジを形成するポイントのみ調整してください。後部から見て特定の場合にトランサムの形状が変化しないまま戻ります。

ポイントの崩壊(Point collapse)
これは、周囲のジオメトリを削除せずに選択したポイントを削除します。それは2つのエッジに接続されている場合のポイントにのみ崩壊を適用する事ができます。点が除去されると、2つのエッジが1つのエッジに置換えられます。ポイントが2つ以上のエッジに接続されている場合、他のエッジは、これらのエッジを崩壊することによって、最初に除去する必要があります。ポイントを崩壊するプロセスは、右の図に示されています。それはそれに接続された2つの面と2つのエッジを共有しているので崩壊する点が不規則であることに注意してください。ポイントを崩壊させることによって、2つの取り付けられた面のポイントの数が、4に減少され、制御ネットは、容易に船体表面を生成することを規則的に行うことができます。


平面交差点(Plane intersection)
平面交差アルゴリズムでは、平面のすべての可視エッジと交差します。それは、その平面と交差する各エッジに新しいコントロールポイントを挿入します。可能なすべての交点を挿入すると 複数の新しい点を含む全ての面は、新しい点の間に新しいエッジを挿入することによって分割されます。これは、特定の縦位置で例えば点の一方の範囲を挿入するのに便利です。新しく作成されたエッジに制御曲線を追加するオプションもあります。 (垂直、水平または横)面の種類は、ダイアログに希望する距離を入力することにより、座標と同様に指定することができます。
※動作は【ヘルプ】の説明通りだが、この機能をうまく利用する事で、「座標をコピー」や、「ポイントの整列」を拡張させる応用として利用する事ができた。

交差レイヤー(Intersect layers)
このオプションを使用すると、2 つのレイヤーの交差するカーブを見つけることができます。もちろんモデルが 1 つのレイヤーだけの場合、このオプションは、メニューで無効になっています。第 2 レイヤーの面と交差する最初のレイヤーのすべてのエッジがチェックされます。第1レイヤーのみがこの全体の動作に影響されることに注意してください。すべての挿入ポイントは、2 つのレイヤーの交差する曲線を形作る新しいエッジと接続されます。注意をする事は、ポイントが面ではなく、エッジに挿入されることです。第二レイヤーは未修正のままです。例として、交差レイヤーはキールとラダーの船体の交差部分を見つけるために便利です。

座標をコピー(Copy coordinates)
複数のコントロール ポイントが選択されている場合、最初に選択したポイントから他のすべてのポイントに値をコピーできます。すべての選択したポイントに同じ X、 Y または Z 座標値を指定して割り当てることができます。

※上のメニュー中、座標のコピーを ”ポイントのコピー”と勘違いしやすい。
最初に指定したポイントの座標位置に、2番目以降に選択したポイント群を指定した座標軸に揃えるもので、非常に使用頻度の高いコマンド。



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