ベクトル系のレーザー・プラグインにハッチングを利用
前のレーザー加工用の二つのプラグインはそれぞれの役割が違う。
画像を処理する場合はラスター系の「Raster2」、線画や切り抜きを行う際はベクター系の「LazerTool」と言う使わけになる。
当然、レーザー照射をテレビのラスター走査同様、順次走査処理するラスター系の方が圧倒的な時間を消費するため、効率の良い効果を生み出す様々な画像処理方法を試す必要が出てくる。(Raster2プラグインに予めセットされているフォーマットは6種類)
「Raster2」プラグインでのマテリアル切り抜きは処理として向かない。(と言うより事実上出来ない!・・かも?)
プラグインサイトで公開されていた「Raster2」プラグインでの処理画像サンプル
時間節約の一つの方法として、白黒2値で間に合う場合は輪郭になるベクトル線の内側をハッチング処理で塗り潰すという方法もある。
早速ハッチングのプラグインを準備し、シミュレーション。
処理も早く、十分使えそうな結果が出た。("Eggbot"のハッチングエンジンを、"Axidraw"のハッチダイアログで利用する)
下に、ハッチングのプラグインを日本語仕様として添付したので、解凍後「extensions」に投げ込んで利用すると良い。 処理はかなり高速の部類に入ると思う。
ハッチングのプラグインはレーザーに限った事ではない。
セットするフォルダー例:
C:\Program Files\Inkscape\share\extensions
添付ファイル
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