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Lazer関係 - 2021年4月の記事
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PWMデータをCandleで出力する場合のメモ

とにかくCandleを使って、PWM出力で板を焼きたい場合の個人的戦略。
赤文字の追記有り。

前出の般若心経をPWMで出力し、Candleでそのまま読み込んだ場合、ほぼ黒塗り状態に表示されて読めない!
白黒2階調とグレースケール256階調の表現の違い。
(Candleでは明暗を階調ではなく、1か、0に振り分けられる)




サービスメニューを開き、グレースケールに設定変更
グレースケールのチェックチェック項目を入れる事で、Z軸の高さ表示がゼロになり、ミルと、レーザーモードとの区別をつけやすくなる。
ベクトルか、ラスターのチェック項目は表示状態に合わせて適宜切り替える(つまり、見やすい状態、または見える状態の切り替えとして利用できる)




読める表示になった! ・・が、ラスター表示の設定だと階調がつぶつぶの間隔データとして表示(表現)される。 データの性質上、これは当たり前の現象だが、文字としての認識率は上がる。



PWMデータ・その2
写真のNCデータをそれらしく表示するには、少し工夫が必要
僅かな明暗の差を、白い(明るい)部分でブロックノイズのように大げさに表現されるが、そこは我慢!



フォトの場合の設定画面



実際にグレースケール用に用意した写真は、かなりコントラストが弱め



ヒノキ材へのレーザー彫刻結果。 やはり薄い!



3018Pro:レーザー出力をCandleで使用する場合のメモ

Candle1.1.7を使って、3018Proでレーザー彫刻をする場合のメモ。
個人的なメモなので、間違っていた場合は予告なく訂正。

【作業前の注意点】
1.. ミルもレーザーも同じM3コードを使用するため、作業前にモーター端子を取り外す。

2..赤色のPWM端子にレーザーを接続

3..レーザー用の、いくつかのソフトでG21が抜けるため、Candle1.1.7にデータを取り込んだ際、表示されない場合がある
(データが25.4倍に拡大され、表示領域外に飛び出している)

※先頭行にG21のコードが付いてないない場合はインチモードになっている可能性が高いので、G21を追加し、ミリモードに設定する
(データが正しい場合、上記を設定を施した時点でデータが表示される)

レーザーデータを取り込んだ直後の表示
今回のデータ作成はInkscapeを使用。
走査線とデータが被ってしまい、モアレ模様となりとても見難い。
何を焼きたいのか不明!



データが見難い場合は、「サービスメニュー」を開いて、画像のヶ所を設定する。
ラスターモードに切り替えると、データ表示は薄くなるが、目への負担は軽くなる。




Inkscapeで作成したレーザーデータの振る舞い。
同じレーザーデータでも、グレースケール(PWM)と白黒(B/W)データではまるで振る舞いが異なる。 下はB/Wデータ。
PWM端子の無いボードの場合、モーターの出力をTTL処理して利用するのもありかもしれない。(電力に十分なパワーがあるので、いずれやってみたい)
スピンドルの回転がレーザー照射に対応



レーザー般若心経

だいぶ前に購入した1.5Wレーザー彫刻機のヘッドだけを流用し、両面テープで貼り付けて使用。

公称値5W程度(実質のレーザーパワーは1.5W程度)は最低でもほしい。

老眼ではルーペを通さないと、ほぼゴミにしか見えない。
彫刻時間、F300で1.5時間程度。


拡大


GCODEの出力は、Inkscapeに拡張したフリーのプラグイン。



レーザープラグインの設定画面
※注意:ダイアログの画像の数値は、前に残っていた値。

3018の場合、
M106→M3
M107→M5 に、変更。