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Sketchup - 2015年6月の記事
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SketchUpの起動を選択ツールで始めるプラグイン

「SketchUp8」を起動すると線(LINE)ツールから始まるが、これを選択ツールに切り替えてくれるプラグインがある。

ダウンロード

起動直後のツールは何が適当かは、作業形態により人それぞれだが、概して”線ツール”から始める事は少ないのではないだろうか。
(このプラグインが存在する事自体、それを物語っているように思える。)

SketchUpには標準で、”ウィドウ”メニューに"Rubyコンソール”がセットされているが、試しに、このダイアログに、

Sketchup.send_action("selectSelectionTool:")

の一行を入れてエンターすると、これまでのツールが、矢印に変わる事を確認できる。
SketchUpAPIの、「send_action」メソッドを利用したプラグインで、
起動時、いつも不便を感じていた人にとって”煩わしさ”を解消してくれるプラグインである。

"Rubyコンソール”を選択



下の、インプットボックスに、
Sketchup.send_action("selectSelectionTool:")
の一行を入力


これまでのツールが矢印に変わった。

添付ファイル 添付ファイル


モデルの中心に点(小さな「 + 」記号)を打つ。(センターポイント)・プラグイン

あると便利(無いと不便)なプラグイン、その2

ダウンロード
CenterPoint

オブジェクトの中心(重心では無い)に点(小さな「 + 」記号)を打ってくれるプラグインで、キューブ、カプセル、球など、3Dモデルの芯合わせでは特に重宝する。

プラグイン」メニューに「Set Center Point」として追加される。

3Dモデルの場合、X線モードか、ワイヤーフレーム以外は外から点を確認出来ない。


上のオブジェクトをすべて同一軸上に重ねたもの。
球やカプセルなど重ね合わせの難しいオブジェクトも、簡単に正確に位置合わせできる。

添付ファイル 添付ファイル


円や、円弧の中心を求めるプラグイン

これも今更な話になるが、SketchUpを使い始めて「推定機能」についての知識が無かった頃、2D図面の感覚から抜け切れず度々不自由な思いをした。

頻度の高い順で、”円と円弧の中心を求める”機能も、その一つに挙げられる。
下のリンクから、「Ruby」のプラグインとして入手できる。
contextmenu.rb

推定機能を利用し、円や円弧の中心を探り当てる事が苦手な人は、作業効率の点から入れていて損は無い。

※円や円弧の図形が存在し、アクティブ(選択)状態になると ”コンテキストメニュー” に、 ”中心点” として表示さる。



「Plugin」を上手く探せない人は、下のファイルをプラグインフォルダに入れると良い。
(ブラウザ上にテキストして表示される場合、ファイル名を右クリックして、「名前を付けてリンク先を保存」や、「対象をファイルに保存」で保存。)
実行に際し、「examples.rb」が必要。
添付ファイル 添付ファイル


「SketchUp」でUVマッピング (2)

”UVマッピング”に関するアクセスが多いため、前回と異なる「Plugin」について触れてみる事にした。

今回紹介する「Plugin」は、YouTubeなどで詳しい説明がされている「SketchUV」について。

Youtubeによる動画説明



下は、長方形のパンフレット画像を”ドーム形状”に貼り付けただけの、UV適用する前の画像



実際に「Plugin」を試してみた画像。
尖った先端に、パンフレットの角が合うよう、「Roadkill」で編集した後、UVツールで再読み込みした。


※実際にUVを適用したデータを添付してみた。

今回利用した「Plugin」 
添付ファイル 添付ファイル


「Emitter」を使ってみた:応用編

鶏の産卵ネタと同じだが、ちょっとした応用例

Spaceキーでボールが生成され、アップキーでバットが動く。
キーを押し続けると、一定間隔でボールが生成される。

ボールへの設定は、キー降下部分(”Strength”)の記述だけが前回と異なる。



添付ファイル 添付ファイル


一行スクリプト ”lookAt” を使ってみた。

たった一行のスクリプトだが、今後、色々な面で活用できそうである。

動画の中で、「OnTick」に記述したのは下の一行だけ。

lookAt("box")

今回は、「lookAt」対象のオブジェクトにそのまま"box"を使ったが、任意のオブジェクトに任意の名前を付けて利用する。
例  lookAt("sample",30) など。
上の例のように、対象のオブジェクト名の後に、コンマで区切って数字を入れると、「lookAt」する強さを調整できる。



※ "lookAt”を、"lookat”と書き間違えないよう注意。
"lookAt”を記述するオブジェクトは、Z軸の上面が対象になるオブジェクトを向くため、設定後(スクリプト記述後)に初期位置を決める必要がある。
添付ファイル 添付ファイル


「Emitter」を使ってみた

今回も、「3D Warehouse」から”鶏”のデータをお借りし、「Emitter」を試してみた。

「Emitter」を設定したのは、”たまご” だけで、その内容を赤枠で囲った。
「Strength」に、”-1”を設定したのは、産み出す”たまご” を後方に指定するため
「Rate」は、次の”たまご” を産むまでの間隔
「Lifetime」は、”たまご” を表示しておく期間



練習動画


まだ活用用途を見い出せない。(無いかな?)
添付ファイル 添付ファイル


実線を破線に、破線を実線に変換する「Plugin」

角度寸法プラグインに続き、
実線を破線に変換するプラグイン 「xLine.rb」

破線を実線に変換するプラグイン 「xLine2Line.rb」
の紹介。

こちらで詳しく解説されているので、説明は省略。

下のような感じで使える。

添付ファイル 添付ファイル


寸法だけを拾う「Plugin」

レイヤーを多用した図面で、寸法まで図面と一緒にレイヤー分けしてしまう事は度々起こる。
下の「dimension_utilities.rb」は、寸法だけを拾い、任意のレイヤーに移動する事ができる。(ただし、なぜかR寸法を拾わない。必要があれば「Shift」キーなどを押して、個別に追加してやる必要がある。)


添付ファイル 添付ファイル


角度寸法の「Plugin」

必要に迫られ、今更ながらの「Plugin」紹介。
2D、3Dを問わず、角度寸法が記入できる”Plugin” 「draw_angle_dim」

記入半径を指定できる他、内角、外角に寸法が入れられる。
最新のバージョン「draw_angle_dim_v1.1.rbz」で、"MAC”対応の記述が見られた。
(記事の最下段に添付)

※角度を記入する際、二本の寸法線が自動で付加され、測定半径を超える寸法記入半径を指定した場合、外側まで自動で寸法線がストレッチされる。

■寸法記入時の、内角、外角の切り替えは、「Tab」キーで行う
■寸法記入直後に、下の入力ボックスに、寸法線の半径が表示されるので、直接、数値入力して円弧の半径を指定できる。
(次の寸法記入に移るか、コマンドを終了するまで有効)

寸法確定後、グループ化される。
(添付画像参照)


添付ファイル 添付ファイル