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地図関係 - 2024年7月の記事
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u-center:設定メモ

個人的な設定メモ

以下、構成するハードウェアの環境によるため参考にはならないが、個人的な設定の例。(購入した、第七世代・NEO-06MV2 GPSモジュール + TTLシリアルコンバータのみ)

数センチを測位できるシステムで構成されている方は、UserGuideに従って設定してください。

設定メニュー


設定を変更するたびに確認のダイアログが表示されるので、OKをクリック。


取りこぼしが起きない程度のボーレートに設定。 個人的には38400で順調


ユーザーガイドに注意書きがあるよう、データベース(エポック数)のサイズに注意。
「0」ゼロの設定で無限大


Googleマップ上への表示には「MAPS APIキー」を取得する必要があるので注意。 環境設定でキーを設定したら、表示枠内で右クリックするとコンテキストメニューが表示される。


環境設定ダイアログ・「アクセストークン」のタブで、キーを設定


使用に際しての一切の保証はありません。
間違いがある場合、予告なく修正する可能性があります。


MEMO:LOCOSYS GPSアプリ

「u-center」と類似したGPSアプリ
LOCOSYS」(台湾)

MAP APIキー無しで現在地が表示される。「u-center」ほど複雑な設定は無い。
下の画像は、COMポートとボーレートのみを指定。


GPS,GLONASS,QZSS(みちびき),GALILEO,BEIDOU,RNSS,DGPS


YouTube説明動画



楽しむためのJP化 GPT4の威力

GPT4による「u-center」日本語化版のテスト。
画像は、GY-NEO-06MV2 GPSモジュール・第7世代38400ボーレートで接続。


操作方法:
システムインストール時にユーザーガイドPDFが同一フォルダにセットされるので、詳しくはそちらを参照(英語版PDF)


下は日本語化したダイアログの一部。
専門用語の多いOriginal英語版では設定にもたつく。・・・なのでjp化に踏み切る。
GPT4利用は制限付き。リミットに達するまでひたすら作業を続け、数時間後にリセットされるのを待ち、解除後は同じ作業を繰り返す。


テスト終了後は、Windows「u-center」jp版を共有予定(jp化は個人的な事情によるもので、使用による一切の保証はありません)



日本語化の手順は、日本語用にリコンパイルした添付ファイルを解凍してインストールフォルダに上書きするだけ。 

1..先にオリジナル版「u-center」をインストール。 ※「u-center 2」でない方。
2..添付した日本語システム「u-center_jp.zip」ファイルを解凍して、インストールしたフォルダに上書き。 安全のためにバックアップフォルダを作成し、オリジナルを保存しておくことをおすすめ。(再インストールでも可)

下は「u-center」をインストールしたフォルダ内のファイル構成。
添付ファイルを上書きする前にオリジナルの「u-center.exe」バックアップしておくことをおすすめ。(ファイル名がオジリナルも日本語版も同じ)

添付ファイル 添付ファイル


NEO8MV2という名のNEO6MV2GPSモジュール

いつまでも病んでいられないので、ブログ再開。

Amazonで見かけた、8MV2A(8世代)に期待を込めて衝動買い。
カタログのスペック通りなら「BeiDou, Galileo, GLONASS, GPS / QZSS」に対応しているハズ!


届いた商品は写真と異なり「NEO6MV2」。
梱包を開けるとモジュールのシールドカバーの爪が折れて分解状態。
リフローは避ける事ができたが、端子をハンダ付けし、カバーは両面テープで固定。
はたして無事に「QZSS」測位による日の丸のアイコンを見ることができるのか? 不安がよぎる。


「u-center」のモニター用に、TTL・シリアル コンバータを購入。
u-blox・URL https://www.u-blox.com/en
同時にWindows用の「u-center」をダウンロードしてインストール。
ダウンロード:https://www.u-blox.com/en/product/u-center



USBに接続すると、無事に測位が開始された。


「u-center」アプリを起動して測位中の画面。 「みちびき」の日の丸のアイコンが表示されたことで一安心。 
ボードは「6MV2」でも、モジュールは「8MV2」として機能している。
(ステータス画面に表示)


パケット・コンソールを表示。


建設に携わるかたは、RTK-GNSS方式か、ネットワーク型RTK測位で、数センチ程度の誤差範囲で高精度測位を目指すのも良いと思う。