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memo - 2021年3月の記事
03/20(土)
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基板歪・実測

常に、何か一つ古さのついてまわる内容だが、昭和52年に小倉駅前のパーツショップで購入した、紙エポキシ基板。

アンプ製作用の数枚のうち、残った1枚の基板で、それなりの経年変化が歪となってあらわれている。(むしろ今回の検証にもってこいの状態)

これまで、プロービングのシミュレーションばかりだったので、今回は実測!

手順も内容もシンプル。

1..セットした紙エポキシ基板の角を作業座標のX0、Y0に設定
2..プローブで基板上の適当な位置(角が良い)に移動し、Z軸0レベルを検出


Z軸0検出のプロービングの内容
G21G91G38.2Z-30F100; G0Z1; G38.2Z-2F10


3..プローブで検出された0レベルを作業座標Z軸に登録。
4..ハイトマップで設定したグリッドをプローブコマンドで順次プロービングして、歪の値を自動記録。

通常の作業は一回で終了するはずなので、特に計測データを保存する必要性を感じないが、マテリアルのサイズと計測するポイントが繰り返し必要になるなら保存して再利用した方が早い。

実測テストなので、1センチ四方の両面テープで四ヶ所固定。



緊張(などしてない)の一瞬! 実測の様子。


計画通りの振る舞いなので、特に感動は無し!


計測終了。 
16ヶ所の計測で二分ちょい!(設定にもよる)


グリッドの数を増やすとより歪を確認しやすい。



Candle、ツール(ミル)のイメージ設定

Candleを日本語化した事で、設定も少し分かりやすくなった。

ツール(ミル)の設定方法について動画でメモ

具体的な変更内容は、ツールの色、線の太さ、形状変更の3つ。
加工中のオーバーライドについても少し。


添付ファイル 添付ファイル


Blenderによる、CNC切削モード比較

ミルの形状で、トレースの輪郭(軌跡)が変化する引用画像(黄色い線)
引用:https://www.youtube.com/watch?v=jR8jt6dJPfE





以上をふまえ、トレース時の補間量がもっとも少なくなると思われる「V型60度」のミルを設定し、モードの違いによる8通りの切削シミュレーション。

条件
モデルサイズ: 46x46x10(単位・ミリ)の卵スタンド。(2種類)
それぞれの切削モードに、平行、丸、螺旋、ブロック・・などの名称がついているが、メモを取り忘れて今回省略。
※最後の画像はドリルモード