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2020年2月2日の記事

「KINGROON」プリントテスト1

組み立て後のテストプリント。

"スイッチ・オン!" から休みなしで稼働。

画像はクーリングファン無しでは反りが問題になる「象」を1.5倍のサイズでプリント

プリント時間:5時間
インフィル:無し
積層:0.2ミリ
シェルと上下面:1.2ミリ
サポート:一般(ビルドのみ)
ノズル温度:203度
ベッド:60度

流量、速度、ノズルのフィラメント引き戻し量・・等々、「Repetier-Host」で設定した自作プリンター用の設定をそのまま変更無しで流用。


プリント結果を云々するには様々な要因を絡めなければならず、表現が難しくなるのでここでは比較ポイントを2つだけ。

1..組み立て後の調整や設定はベッドレベリング(紙1枚、0.2ミリ)のみ
2..使用フィラメントは現在在庫切れになっている「Amazon」で購入した1,599円の「ELEGOO PLA 3Dプリンターフィラメント」


モデルのビルドプレートへの張り付きが強く、取り外しには苦労する。
印刷精度はかなり高く、調整、改造を施した「Pxmalion」の比では無い。
問題になるのは造形サイズの制限のみ。

結論
目的がプリントされた造形物だけでよいなら手間暇かけて自作してる場合では無い! ・・かも。


「KINGROON」を試してみた。

友人に頼まれて購入した廉価版の3Dプリンターが届いた。
小型ながら180x180x180のモデルをプリントできる。

堅牢なスチールの筐体にアルミの支柱(ガントリー)、リニアスライダーはプラットフォーム中央に1本だけ配置され、見てくれの不安定さとは裏腹に左右のグラつきなど皆無。
安っぽさはなく、自作だと倍額出しても作れそうにない。

・・なので、追加で自分用のものも購入して性能を試してみる事にした。

左が友人で、右が自分用


付属のスチール製スプールフォルダー。


2台同時に組み立てと調整を済ます。


XキャリッジはVスロットタイプでベルトの張りがかなりきつく、左右にスライドさせると悲鳴に近いベルト鳴きが発生する。
調整しようと、六角で回すも簡単に丸型に滑ってしまった。
レンチの意味無し!


電源を投入し、無事に液晶パネルが表示されたが一台に異常がある事を確認。(運悪く、追加購入した自分用のプリンター!)
操作するたびZ軸が10ミリづつ上昇し、やがてX軸のガントリーが丸ごと外れて大惨事に。

長時間かけ、GitHub上で異なるFirmwareを見つけ出しEEPROMに書き込んで無事解決できた。

初プリントの様子を動画でアップ。
添付ファイル 添付ファイル