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浮かべてみた

ボートを作ると、自ずと浮かべたくなる。
ただそれだけでやると、結果もそれだけであった。


先日作った船が「浮力の設定」を呼び出すだけで浮かぶのか、試してみたくなったのでやってみた。


浮力の設定(斜め45度に流れるよう、XとYの値を設定しただけ)


何も解らず手を出すと”こうなる!”の典型的な動画


当分後回しになりそうである。


SU8_Pluginの干渉が解消

OSCoolean(ブーリアンツール)


RoundCorner(ラウンドコーナーツール)


SketchyPhysics(物理演算ツール)

SketchUp8で、これ等のプラグインを同居させる事により、お互いが干渉を起こし(WinXPでの個人的な環境)、一部の機能をうまく動作させる事が出来なかった。
今回、新たに、上記3つのプラグインをバージョンアップする事ですべての不具合が解消した。
詳しい原因は不明のまま。

「SketchyPhysics」を付けたり外したりする煩わしさから、利用する事を嫌厭していたが、これでやっと始めの一歩を踏み出す事ができる。
練習の過程で、うまく結果が出たものだけ公開する予定?


※「SketchyPhysics」付属の「ソリッドツール

で作成したオブジェクト同志のブーリアン演算はうまく行かないので、一度コンテキストメニューから「分解」を実行し、オブジェクトを再選択した後 再度「グループを作成」し、実行する事でうまく処理できるようになる。

今回、更新したプラグインは下の4種類
添付ファイル 添付ファイル


SketchUpで”UV”マッピングを試してみた

SketchUpでZ軸に配置した画像を円筒などに投影すると、平面上から直線に投影されるため、側面からのビジュアルには耐えられない。

そこで、”UV”処理が出来るフリーのソフト「RoadKill」の存在を知り、試してみた。
これまで、”UV”は幾度かトライした事はあったが、面倒で、難しい事から、なるべく使わない方向で避けて来たが、「RoadKill」が、この難関を突破させてくれそうな、そんな明るい予感をもたらしてくれた。



「RoadKill」に関しては、下のサイトで詳しく解説されており、ここを参考に”UV”マッピングを施す事ができた。(感謝)
http://mononoco.com/pukiwiki/index.php?Roadkill%20UV%20Tool

「RoadKill」への受け渡しは、SketchUpに”UVtools.rb”をプラグインしておく必要があり、以下のサイトから入手できる。
http://foro.sketchando.net/viewtopic.php?f=10&t=4157&sid=3c2c144e3c82ba1f82a525f6957fa838
”rb”はファイルは以下の”Ver0.2”と、”Ver0.3”の二種類が配布されており、自分の環境に合ったものを選ぶと良い。
添付ファイル 添付ファイル


カキーシャ・レンダリング

下のモデルは、”都市型”と呼ばれる上置タイプの小型仏壇。
(”3DCG”での公表を依頼主に了解済みです。)

これまでの豪華絢爛な金仏壇を、より身近で実用的なものとして生み出された、新しい意匠もつ商品である。
本体の凹凸が少なく、家具にも近い感覚だが、「塗り」、「蒔絵」など伝統工芸士が腕を振るう部分がほとんど。
シンプルでも「精密」で心のこもった「安全」な物作りは、日本の最も得意とする分野でもある。


打ち合わせのイメージをもとに、SketchUpでモデリング



「Kerkythea」で正面イメージのレンダリング



「Kerkythea」レンダリング2



新意匠の宮殿周りをクローズアップ(Kerkythea )



猫戸から上段までのクローズアップ(Kerkythea )
高蒔絵のリーフ(葉)の一部に、螺鈿が施されている。



屈折率について

"Kerkythea"の屈折率について、長い間、時間を開けてしまった。

設定について改めて書くほどの事でもなかったが、詳しい屈折率のデータを掲載したサイトが存在したため、リンクを貼らせて頂く事にした。

URI-WORKS様のサイトを訪問したら、”謎のShadeScript”のリンクページから詳しくまとめられた屈折率のデータを取得させてもらう事ができる。


黄金の流れ三間社 その3

前回のレンダリングで、絵様のディティールが潰れてしまったため、輪郭線を有効にして、再度レンダリングしてみた。
虹梁や、羽目板、扉の形状などが”線”として明確化されるが、不必要な構造線までレンダリングされてしまうため、予め手を入れ、修正しておく必要がある。

開扉状態の社





とりあえずのエッジ設定

Ambientを設定し、全体を明るいイメージにしてみた。



黄金の流れ三間社 その2

前回の「流れ三間社」を改良したモデルをkotarou 〜3D〜様に頂いた。
改めて黄金のイメージでレンダリングさせて頂いたが、やはり画像が小さいせい(言い訳)もあり、今回もディティールをうまく表現できなかった。
未熟なため、レンダリング設定が、まだまだうまくできない。





モデルが綺麗だとご利益がありそうな感じまでしてくる。


黄金の流れ三間社

SketchUpを学習するにあたり、これまで色々ご指導を頂き、勉強させて頂いた貴重なサイトがある。
kotarou 〜3D〜様。
社寺建築、古建築に興味のあるかたは是非、立ち寄ってほしい。

暮のお忙しい中、わざわざ「流れ三間社」まで作って頂き、感謝に堪えない。
新年という事もあり、黄金色にレンダリングさせて頂いた。
(色と光の関係でディティールが再現されていないが、実際は虹梁の紋様まで細かく描画されている。)





レンダリングは今年始めて「Kerkythea」を導入し、試してみた。


X線モードで向拝の浜床から天を仰いでみた。
下から透過状態にしても箕甲の曲線は垂木にカバーされて見えないが、蟇股や、虹梁の袖切の弓部分に施された唐草の絵様や、眉の条線までハッキリと見える。

Kerkytheaプラグイン・入手先
Kerkythea 2008


日本語対応・DXFインポートプラグイン

過去記事の中で、SketchUp8の、DXFファイル取り込み用として、「FreeDXF」プラグインに触れた事があった。

ファイル名や、フォルダ名に日本語が使えない事や、ディスクトップ上からデータを読み込めないなど、いくつかの制限事項に不便さを感じていたが、その後”TAKUJI HATAKAWA”氏による、ファイル名や、フォルダ名に日本語が使える便利なプラグインを見つけた。
(※動作は「SketchUp8」で確認)

”t2h_2d_dxf_import_v4.0.1.rbz” がそれで、他に、いくつかの機能も含まれている。

プラグイン入手先
http://www.crai.archi.fr/rld/index.php

言語の設定を日本語にして表示。


DXFインポート時の設定画像


ファイルには日本語表示用の「Language」ファイルが含まれている。
添付ファイル 添付ファイル


浄財箱・改良版復活

箱物として最も設計に苦しみ、反面、再制作してみたかった2尺〜3尺用・浄財箱が3Dモデルで復活した。

皮肉にも、在職中に実現したかった改良版。
総欅製で工場出荷時数十万円もする高級モデルであった。

もともと4軸CNCルーターや、8軸CNCモルダーなどで加工しやすく設計したものだが、少量生産する際でも単軸ルーター(ハンドルーター)で十分加工が出来る構造である。

3Dプリンターで印刷できる日(自身が購入できる日)が来た時のために、リアルな貯金箱用として保存しておく事にした。

陰線の多さが、複雑さを物語る










レンダリングはこれまで通り、SketchUp内だけの設定で済ませた。


レンダリング設定の使い回し

前記事の設定を使い回してレンダリング。
須弥壇のモデルを削除し、同じ位置にインポートし、レンダリングしてみた。
モデル・サイズがそれほど違わない場合、設定の使い回しは有効そうである。



設定変更(1)


スポットライト(1)の設定変更


スポットライト(2)の設定変更



POV-Ray・須弥壇・レンダリグ練習

毎回同じモデルで申し訳無いが、新しいモデルを作るより「POV-Ray」のレンダリグ練習に余念が無い。

須弥壇をレンダリグした結果の中間報告から。
各々の画像をクリックすると拡大サイズの画像が表示される。

環境光だけでレンダリングしたものと、ライトを設定してレンダリングしたものとの差は歴然である。



環境光の調整だけでレンダリングしたもの。
マテリアルや、ライトを配置しない状態だとかなりの陰影ムラがでる。




スポットライト一つを当てて調整したもの。
※スポットライトを配置し、設定したにも関わらず、画像がドス黒く沈んでしまった場合、コーン角度が”0”になっている可能性があるのでチェックする。

下の画像はレンダリング成功例で、もともとが黒塗り。





下の設定画像の内容で、最下段の2つをレンダリングしてみた。
SketchUp内でのライトの設定と距離、配置関係は画像の通り。


個人の好みで、「Radiosity」と「Gamma」値をかなり高めに設定してある。
Gamma」値を高くするとコントラストが強くなり、「Radiosity」値を高くすると、面に個別に設定したカラーが、それぞれの面どうし影響を受け合い、より自然なリアリティが得られる。
表現が悪いが、赤く塗られた壁に光が当たり周囲の壁に反射すると周囲の壁もその色の影響を受ける現象に近い。
Colors」を「Glossy」に設定しているが、オブジェクトの面に直接設定しているため、ここでの設定は反映されていない。


Image Size」を「POV-Ray-like」に設定してあるのはPOV-Rayのエディッタ側でサイズを指定してレンダリングするため。
(下の画像)




SketchUp内でのスポットライトのセッテイング。
右と左の設定を異ならせてある。

左側のスポットライトは「Incandescence」→白熱光で、右側のスポットライトは「halogen」→ハロゲン光の設定



上の設定でレンダリングした須弥壇。
朱と黒を塗り合わせる(東)仕様で、高級品になるとこの上から金具が施され、エビ束に挟まれた範囲に彫刻が入る。





須弥壇の足元に光が当たりすぎて朱が赤くなってしまっている。


mover.rb ブラグイン

mover.rb ブラグインによるシーン・アニメーション練習



観音扉のような、複数の軸があるものではコツがいるらしい。
使い方は至ってシンプルで、「プラグイン」メニューの中に、”選択したオブジェクトの位置を保存する”項目と、各シーンで”保存したオブジェクトの位置を表示する”項目の2つが英語で表示されるだけ。

”AVI”形式でエクスポートする際、オブジェクトの動きはアニメーションとして反映されない。(他の方法を探すしかないようである。)
添付ファイル 添付ファイル


登高座・レンダリング

登高座・レンダリング

金具無し・登高座レンダリング練習


仏壇・上段格狭間部分レンダリング練習


どちらも黒塗りに金箔イメージ。


経キン台・試し塗り

POV-Rayでの試し塗り。

SketchUp内だけでの設定。
色だけのものと金箔のイメージを貼り付けたものを比較。
SketchUp内のプラグインだけで処理してあるので、反射率などの細かい設定までは手が行き届かない。

金箔イメージ


単色・うるみイメージ


単色・黒漆イメージ


標準イメージ


設定がまだ手探り状態なので、公開自重。


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