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「Arduino UNO」で、GRBLコントローラアプリケーションを試す その5

手順を踏まえず勝手に始めた「GRBL」を試すシリーズ。

素人にとって、結構面倒な事が判ってきた。
疑問だらけの「GRBL」となってしまったが、レーザー、ミル、ペン・・等々、ヘッドに取り付けるオプションが異なれば、「ハードウェア」の違いにあわせた、ソースやアプリの選択もしなければならない。

「GRBL」を利用して、3Dプリンターを「お絵かきマシン」にも「レーザー加工機」にも変化させる事が出来るため、目的を絞らないと、混乱の原因にもなってしまう。

今回、「UNO」に書き込んだ Servo 対応 GRBL の設定事項で分かった事

「UniversalGcodeSender」のコマンドラインや、「GrblController」のコマンドラインに「$$」を打ち込んで表示させたもの。
詳しい説明は他のサイトにお任せすることに。
(備忘録にならないって!)


$0=10 (step pulse, usec)
$1=25 (step idle delay, msec)
$2=0 (step port invert mask:00000000)
$3=0 (dir port invert mask:00000000)
$4=0 (step enable invert, bool)
$5=0 (limit pins invert, bool)
$6=0 (probe pin invert, bool)
$10=3 (status report mask:00000011)
$11=0.010 (junction deviation, mm)
$12=0.002 (arc tolerance, mm)
$13=0 (report inches, bool)
$20=0 (soft limits, bool)
$21=0 (hard limits, bool)
$22=0 (homing cycle, bool)
$23=0 (homing dir invert mask:00000000)
$24=25.000 (homing feed, mm/min)
$25=500.000 (homing seek, mm/min)
$26=250 (homing debounce, msec)
$27=1.000 (homing pull-off, mm)
$100=250.000 (x, step/mm)
$101=250.000 (y, step/mm)
$102=250.000 (z, step/mm)
$110=500.000 (x max rate, mm/min)
$111=500.000 (y max rate, mm/min)
$112=500.000 (z max rate, mm/min)
$120=10.000 (x accel, mm/sec^2)
$121=10.000 (y accel, mm/sec^2)
$122=10.000 (z accel, mm/sec^2)
$130=200.000 (x max travel, mm)
$131=200.000 (y max travel, mm)
$132=200.000 (z max travel, mm)

この設定から分かるように、このまま製作予定の「AxiDraw」を自作して描画を実行した場合、ハードウェアとの整合性がまったく取れておらず、悲惨な結果を招くのは必至である。

幸いな事に、ArduinoIDEを介さず「GRBL」コントロールソフトのコマンドラインから「UNO」への書き込み($100=XXなど)が出来るため、タイミングプーリーの歯数に合わせたステップ調整など、面倒なスケッチを弄る機会は減りそうである。(下の画像)

【ボード(UNO)を接続し、変更値を書込中】



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