OSM(OpenStreetMap)の薦め
随分前に忘れ去った”Garmin社製のnuvi”が、OSM(OpenStreetMap)の充実により、再び陽の目を見ることになった。
地図が古くなり、押入れなどに眠っている”PND”をお持ちの方は、これ等のサイトを参考に、再生させる事が出来るかもしれない。
OpenStreetMap
https://www.openstreetmap.org/#map=5/51.522/-0.198/
世界中の地図が無料で入手できるサイト
Free maps for Garmin brand GPS devices
http://garmin.openstreetmap.nl/
小道具展示室
http://tmz.skr.jp/
・・・他にも色々とフリー地図に関するサイトが存在する。
2009年に、散歩や、カーナビ用として購入した”PND”
上記の機種に、実際に”OSM”のデータを取り込んでみた。
購入当時のマップ
| OSM適用後のマップ
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僅か、6〜7年で随分と道路状況が変わっている。
右の地図(OSM)は、2015年2月14日現在のもので、ほぼ数日毎に更新が行われており、常に新しい地図に保つ事が出来る。
”OSM”の地図は、日本語での検索が出来ないため、予め目的のポイントを登録して利用するか、オリジナルの地図上で目的地点を日本語検索して、登録した後、”OSM”地図に切り替えて利用するかなどの、いくつかの方法はあるが、地図の切り替えに関する操作は1分とかからないため、それほど不便を感じる事はない。
国土地理院が提供するデータも、いくつかのコンバート作業後に”PND”機器に利用する事ができる。
ユーザー登録後に地図データを入手し、等高線や、標高点、水涯線、あるいは建築物など、自分の必要とするデータを一度”シェイプ”ファイルに変換後、 GPSMapEditなどのフリーソフトを利用し、”Garmin製”の”PND”などに載せる事ができる。
(※フリー版での使用は、一部、扱えないファイルフォーマットや容量などの制限がある。)
方法についても数多くのサイトが存在し、ここで改めて書くほどでもないが、個人的な利用法については、後日追記?・・するかもしれない。
オリジナルの地図
| 国土地理院の10m等高線を上書き
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”PND”に載せるデータは、特定のデータに限らないため、ナビ以外の特殊な用途にも利用出来そうである。
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