Pc-Trace

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プリントテスト

湿度は高いが、ここ最近かなり涼しい。

今のうちにと、修理後二回目のテストプリント。
対象は、魚の骨と、クッキーの型抜き。
やらない訳には行かず、プリント後のモデルは貰い手もいる事から無駄にはならない。

ベアリング、スクリュー、スクリューナット、マウンター・・等々、Z軸上のほぼ全てのパーツを付け替えた効果だと思われるが、以前のモデルと比べて、Z軸の揃いが明らかに綺麗になった。

同じフィラメントを使い、シェルが極端に薄いモデルでプリント比較


プリント後、特にZ軸の乱れが激減。


プリントが出来る状態に戻ったため、またも1号機が"なおざり"になる可能性が。
気持ちは早く終わらせ、プリンターを本来のツールとしての存在に戻したい。


プリント再開

2号機修理完了。

むき出しのボードをケース内に収めるも配線のきたなさは相変わらず。
すべてのケーブルを必要最小限にカットしない限り、見た目の改善は無い。

強度が上がった分、ファンの音以外プリント中の音が殆ど聞こえなくなった。
精度がどうかはノズル痕が消えるわけではないので、以前のものと見分けが付かない。



・・あと1台。
もう、飽きたし、疲れた。


本末転倒

毎回、問題が発生するたび問題に乗じてプリンターの作り変え。(今回は2号機のパワーサプライの故障)
後知恵はどうにも始末が悪いが、設計変更とパーツ交換のたびに精度は上がる。
100%自作の醍醐味でもあるが、もはや"本末転倒"。

【とっとと配線を取り外し】



ついでにXキャリッジとスライダーも交換。
【怒られる事を覚悟の上、たたみ直置き作業・・汚れまくり。】


僅かな作業でも膝や腰にかなりの負担が。 ・・痛い。
当分いじらなくても済むよう、1号機のオートベッドレベルとFirmwareの変更、ヒートベッドへの換装も済ませなければ。


気がかりを放置した結果・・

最近、プリント中に度々停止するようになっていた2号機。

安定化電源の購入当時から、トランス付近で発生する唸り音は気になっていたが、トランスから発生するハム音だと勝手に決めつけ、この時点で気に止める事はなかった。

徐々に電圧が安定するまでの時間が長くなり、唸り音もさすがに無視出来ないレベルまで達した。
ACケーブル以外、全ての負荷(接続)を外しスイッチ再投入。

ついでにケースの外側を刷毛の柄で軽く叩いて振動を与えると、うなり音に変化が。

暫くすると、"パチッ!"っという衝撃音とともにPL消灯。
ケース内から薄い煙がぼんやり漂い、やっと大人しくなった。

プリント中で無くて良かった。
長時間に渡る事も少なくない3Dプリントに於いては、席を外す事も珍しくなく、事故にも繋がりかねない今回の事態。
気がかりを放置してはいけない!・・と言うお粗末な結果に。

【取り外した電源基板】




また2号機のメンテが・・・。


センサー到着

本日、静電容量式非接触センサーが到着。
組み立て待ちの1号機と、2号機両方に取り付ける予定だったが、数日前にアルミ・ヒートベッドが到着したため、予定を大きく変更する事となった。

先に取り付けていた金属反応センサーでも、オールアルミベッドだと反応距離に充分なクリアランスを確保できるため、現状のまま2号機で利用する事が出来る。
(単に、極小パーツのハンダ付けが面倒なだけ。)

【静電容量式非接触センサー(オレンジ)、青は金属反応式のセンサー】


これで2号機は三度目のベッド交換となった。
【邪魔臭いクリップから開放され、プリントエリアも広く確保】

オート・ベッドレベリングの機能を付けたにも関わらず、ベッドの歪が完全に無くなったため、z軸が調整のために動く事は無かった。

1号機は、再び眠りに入る事となったが、いっそ2号機と同じスペックで仕上げた方が早いかもしれない。

【ベッド組立後、西用・ミニチュア須弥壇をテストプリント】

【9センチ足らずの須弥壇。 プリント完了】



須弥壇小足、0.4ミリの角面拡大。



休暇延長・・Amazonとシンクロ。

到着日を過ぎても届かない「ヒート・BED」!
と、思いきや、下記のメール案内が。

------------------------------------------------------------
English follows Japanese(日本語に続き、英語でのご案内があります)

Amazon.co.jpをご利用いただき、ありがとうございます。

誠に申し訳ございませんが、ご注文いただいた以下の商品の発送手続きが遅れております。
現時点でのお届け予定日は以下の通りです。お届け予定日は変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

"Anycubic 3MM PCB MK3 アルミニウム 12V ヒートベッド プラットフォーム LED フォトレジスター付き Reprap Prusa 3D プリンタ用 214mm * 214mm * 3mm"
お届け予定日: 2017-04-03 - 2017-04-06
"Vktech10 pcs8 mm LM8UUリニアモーションベアリング ボールブッシュ"
お届け予定日: 2017-04-03 - 2017-04-06
     ・
     ・
     
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まぁ、椅子に座れないほどひどくなった腰痛なので、休めって事らしい。
PCの電源も入れっぱなしで、放置状態。
今商品が届いても受け取る事さえ出来ない。


ヒートベッド到着待ち

反りの無いプリントに味を占め、初代プリンターにも「ヒートベッド」が必要と判断。
早速、一昨日「Amazon」に注文した。

今回はリード線とLEDが最初から付いている?らしいもので、価格は同じ。
類似品の多い商品はよく調べて買う必要がある。
(価格変動も激しく、購入後すぐに変更されていた!)

【今回、最初からリード線とLEDが付いているベッド】



【ベッドの土台はプリント済みで、現在待機中。】


まぶしい緑のマテリアルだが、ベッドの下に隠れる予定。


初代プリンター・メンテナンス開始。

興味本位で製作した初代3Dプリンターが、そろそろメンテナンスの時期を迎えた。
特に、精度や動作に不具合があるわけでは無いが、何百というモデルをプリントし、ステンレスのスクリューやナットもすっかり摩耗してしまっている。

これまで積んだ経験から、改善すべきパーツもいくつか出てきて、設計を変更しての再構築。
これを機に1号機は長期休暇?へ突入。

【分解開始】


分解されてもUSB接続された「LCD・ディスプレイ」だけは生きている。
一見、ターミネーターを思い出す。
【ほぼスクラップ状態】


ベアリングもシャフトも・・ほぼすべて交換予定。
【スッキリなった本体。 しばらくはこのままかな?】



coffee break

"coffee break" = 休憩中。

【jww→Inkscape→Axidraw】
文字のエンコーディングが合ってないが、図面出力合格!
ボールペンが利用出来るため、専用プロッターより細かい。


【今は不要となったが、仏壇の図面出力テスト。・・合格!】
斜めに横切る線は、次のトレース位置までのヘッド移動線。


タブレットケースに、「油性サインペン」でデザイン文字。
【Axidrawの特徴の一つ。】




非接触アプローチセンサーのアルミに対する感度が微妙。
クリアランスはギリギリ確保できていが、ノズルのクリーニングを忘れると事故に繋がる可能性が大きい。

オートレベル完成後、10個程度のテストプリントを実行したが、気持ち良いほどプリントに成功する。
少し踏み込めば、"楽"という褒美が待っている。




「オート・ベッドレベル」・・完成するも、後の課題が山積

手探りで完成させたオート・ベッドレベル。
また一歩人並みに近づいた。

複雑なアルゴリズムをうまく整理できず、その代償をプリンター自身が肩代わりする羽目に。
"ガギグゲゴンゴン!" の後に残された傷は深く、今日一日治療に当たる予定。(動画は損傷したままレベリグを強行したもの。)
リミッター破損、Z軸脱調に伴うシャフト変形・・・その他諸々。

【テストプリントはまだだが、見てくれの動作だけは "いっちょ前"】


ホットエンドの周りが段々と複雑化してきた。

次はどんなトラブル?
まだ動いたに過ぎず、覚書としてまとめるには当分、時間が掛かりそうだ。


Zプローブ用・抵抗到着

Zプローブで利用する抵抗が到着した。
【届いた金属皮膜抵抗。規格についての疑問は残るが、精度は1%(茶)】


15KΩ規格の抵抗が無いので、30kをパラで使用する事に。
(30kΩが無かったため、10k+5kをシリーズで使用した。)

まずは「SketchUp」で設計から。
思ったよりプローブのサイズが大きく、ホットエンドのホルダーも再設計となった。



現在、設計したホルダーのプリント中。


手動レベル補正した、3Dプリント動画

前の続きから・・

手動レベル(ベッド9ヶ所の測定ポイント)設定でのプリント動画。

今回行った手動レベルの設定手順は以下の通り。
プリンターのZ軸(Z-MIN側)のリミッターをそのまま利用し、LCDのコントローラ(カナ表示に設定している場合)から「ジュンビセッテイ」→「ベッドレベリング」→「ベッドレベリング」と進み、原点移動が始まった後は、コントローラのプッシュポタンで、測定ポイント一箇所ごとクリックし、紙1枚が入る程度の隙間にダイヤルを回して昇降調整する。
各ポイントの調整を指定ヶ所ほど繰返して最後のポイントの調整が終わると自動で原点に復帰し、プリント待ちの状態で待機する。

コントローラのダイヤルは1クリックで0.025ミリの解像度で昇降の調整が出来る。(Merlinで設定可能)
次の位置に移動する際、前の最終調整位置が記憶されるようである。

説明では「M500」のG-Codeを送る事で設定を記憶できるらしいが、上手くEEPROMに保存出来ない。

※PCからのベッドレベルの調整は「G29」のコードを送信する事で実行できるが、LCDと比べてとてもやり難い。
PCからのコードは「G29 S1]から始まり、原点以降は「G29 S2」で最後のポイントまで調整を繰り返していく。
原点に復帰する際、プリンターのZレベルがゼロのまま移動するようなので、リミッターを予め高めに設定していた方がよさそうである。




【スライスした、花びらのジャギー状態】



【ほぼ、そのまま再現された仕上がり】


2分程度の初期設定で失敗の無いプリントが保証されるなら、レベル補正プリントの価値は高い。


ベッド・レベリングの重要性

写真を見て一目瞭然。

【左はベッドから剥離し、ホッとエンドのノズルに大きく振り回されていた鉢受け】


左右並べて撮ってはいるが、どちらもプリンターのベッドの同じ位置、同じ温度、同じフィラメントでプリントしたもの。
(ベッド50度、ホットエンド218度、材質PLA、サポート無し)

直径10センチに満たない鉢の受け皿(Thingiverse:モチーフはバラ?)だが、プリント時間が2時間近くかかるため目を話した隙に起こった事故。

プリントとは関係ないが、去年の夏に買ったまま植え替えを忘れ、"カピカピ"に枯れた「POT」に水をやってみた・・結果、 一週間足らずで徐々に復活し、花が咲いた!

【プリントするきっかけをくれたポットの花】


同じ条件のプリントなら、たまたま"タイミング"で上手くいく場合もある。・・が、今回はハッキリと違いが出る根拠があった。

モデルをプリントする際、貼り付きを良くする幾つかの方法がある。
個人的にベッド全面に貼り付ける「ビルドタック」や、「プラットフォームシート」などを利用しているが、この「プラットフォームシート」は貼り付きの良さとは裏腹に、耐熱ガラスに貼った状態でも均一では無く、気泡無しで貼っても実測最大0.1ミリのムラ!が確認された。

キャリブレーションで吸収出来ないベッドのムラをどう克服するかは、人それぞれだが、割と多く目にするのが「オート・ベッド・レベリング」と言う手法。
前々から興味はあったが、Zプローブも追加のパーツも不要な、既存の「Z_MIN」リミッターを兼用してレベリングする簡易な方法があり、今回の鉢受けのプリントは、それを使う事で上手くプリントする事が出来た。

【Merlinの、Configuration.hにあるMesh Bed Leveling】

今回使ったのはこの部分だけ!

//================================================
//=============== Mesh Bed Leveling===================
//================================================
//#define MESH_BED_LEVELING // Enable mesh bed leveling.
#define MESH_BED_LEVELING

#if ENABLED(MESH_BED_LEVELING)
#define MESH_MIN_X 10
#define MESH_MAX_X (X_MAX_POS - (MESH_MIN_X))
#define MESH_MIN_Y 20
#define MESH_MAX_Y (Y_MAX_POS - (MESH_MIN_Y))
#define MESH_NUM_X_POINTS 3 // Don't use more than 7 points per axis, implementation limited.
#define MESH_NUM_Y_POINTS 3
#define MESH_HOME_SEARCH_Z 4 // Z after Home, bed somewhere below but above 0.0.

//#define MANUAL_BED_LEVELING // Add display menu option for bed leveling.
#define MANUAL_BED_LEVELING

#if ENABLED(MANUAL_BED_LEVELING)
#define MBL_Z_STEP 0.025 // Step size while manually probing Z axis.
#endif // MANUAL_BED_LEVELING

#endif // MESH_BED_LEVELING

//================================================

※設定は個人の環境に合わせたもの。

実際のプリントの様子は次回に続く。


ヒートベッド、PLAでの有効性も

先月購入したPLAフィラメントの中で、どうしても一つだけプリント出来ないものがあった。

ショップのレビューで、"PLAでは無いのではないか?"と疑問の声が上がっていた商品だったにも関わらず、色が好みだったため気にせず"ポチリ!"

届けられたフィラメントにはしっかりと「PLA」のラベルが貼ってあり、まずは一安心。
早速これまでと同じ「PLA」の設定でプリントを開始。

・・ララ?
テーブルに貼りつかないわ、エクストルーダーが押し出せないほどネバルわで、プリント温度をいつもより20度以上上げる事で何とかプリント出来るようになったものの、面積が広いモデルだったため、三層目あたりから激しく反りだし、続行不能に。
その後、色々と設定を変更してチャレンジしたが、無駄な時間に終わってしまった。
他のメーカーと見分けがつかないほど同じ色でも、質はまったくの別物。

しかし、ヒートベッドを装着した今日より状態が変わった!
(これまで付けて無かった方がおかしいが)
廃棄予定のフィラメントを再度押入れから引っ張り出し、20度以上高目で設定してプリントしていた温度を一般的な値に戻し、ベッドの温度だけを60度近く上げてプリントしてみた。

結果は写真の通り、あっけなくプリント出来てしまった。


これまで、反りが原因で季節待ちだったモデルもことごとくプリント成功。
まだまだ安心は出来ないが、PLAでのプリントにもヒートベッドの有効性は確認できた。


ヒートベッド完成

ゆっくりするつもりが、完成までこぎつけた。

【キャリブレーションを済ませ、真新しいシートを貼って初プリント】
この時点で、まだヒートベッドの配線は済んでいない。



【SketchUpでリミッターの図面を起こし、急遽プリント。】
すでにテーブルを組み立ててしまったため、後付 + 配線も裏側から。
 すべてのハンダ付けを終え、これで完成!




【最初のミス!】
当初、ベッドの半分しか温まらなくて困ったが、全体を加熱するには2と3をショートする必要があるようだ。(電圧は12Vのまま)



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