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2017年2月25日の記事

「Axidraw」のデータ作成と出力について (Inkscape 0.91)

データ作成については様々な方法があるようなので、今回は、「Inkscape 0.91」での書き出しについて。

「Axidraw」の名前のついた、専用の拡張プラグインが存在するが、個人的には"単位"や、"ドキュメント"を自由に選択できる「JTP_Laser_Tool_V1_7」を推薦する。

参考画像(1)
※メニュー項目は個人的に書き変えたもので、実際は英語表記。
Googleで翻訳したものなので、英語のまま利用する事をお勧めする。



設定が解りやすく、シンプル。
参考画像のような日本語の表示は無いが、レーザーの「ON」、「OFF」コマンドを、それぞれの目的に合わせて、自由にコード設定できるところがすごい!
(※日本語の表示で使いたい方は、下の添付ファイルを自己責任で。
Windows の場合、C:\Program Files\Inkscape\share\extensions に解凍したファイルを投げ込むだけ。 :ご自分のインストール環境に合わせて)

「Axidraw」の場合、ペンを持たせて、サーボを制御するため、「M03」をサーボ「ON(ペン・上昇)」、「M05」をサーボ「OFF(ペン・下降)」が割り当てられており、回転角度をレーザーパワー(数字0〜255の間)でコントロールする。

PASS(Z軸)のトレース回数を指定できるが、Drawing系の場合、一回のトレースのみでOK!。
・・なので設定は参考画像の通り。

パスの項目に数字を設定した場合、Z軸の深さ分を、パスで設定した回数分で分割してトレースするようなので、NCルーターやレーザーなどを用いる場合、ここの設定が重要になる。

データを出力する際の参考画像。

添付ファイル 添付ファイル


「AxiDraw」で利用した主なソフト

「AxiDraw」を動作させるために必要なソフトのまとめ。

「GRBL」コントロールソフト
「UniversalGcodeSender」
「GRBL」コントロールソフト2
GrblController

実際のプロットはカーソルキーで制御のできる「UniversalGcodeSender」で実行し、コマンドラインからの設定変更は「GrblController」を利用した。

「Inkscape 0.91」への拡張機能「Plugin」
「JTP_Laser_Tool_V1_7」
かなり優秀なソフトで、お絵かきから、NCルーター、レーザー加工機でも利用できる。

レーザーコマンドの「M3」でサーボ「ON」
レーザーコマンドの「M5」でサーボ「OFF]
回転角度は0〜255の間で調整。

「ArduinoIDE」から、「UNO」へ「grbl-servo」の書き込み
https://github.com/robottini/grbl-servo
「AxiDraw」で利用する場合、駆動方式に合わせたソースの変更が必要。
今回は、「config.h」の "COREXY" のコメントアウトを変更。

サーボ制御の調整や、回転を反転したい場合は、「spindle_control.c」を変更。