Pc-Trace

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2018年4月10日の記事

「Coffee Break」 レーザー彫刻機の基板

お約束。

本体の裏蓋を開けると、想定通りのボードと6000mAの「リチウムイオン・バッテリー」が搭載されている。


前述の「GRBL」化する際に描かれていたUNOのレーザー付加回路に該当する部分。 ほぼそのままだった。


CD用ステッピングモーターの端子を外してUNOのシールドへ接続。
これも動画で謳っていた通りにピッタリハマった。


専用基板に焼き付けられた「Firmware」では42✕42のエリアしか作業領域を持っておらず、ヘッドを他で利用する際は、やはりUNO + シールド + レーザーヘッド付加回路の構成になる。

そんなこんなで手間を取るより新たに製作した方がやはり早い!・・気がする。
ラスター形式での切り抜き作業は精度が荒く、ほぼ絶望的。

厚手のアクリルで覆われた"ガラケー"にPc-Traceの文字を照射してみた。
ピットのサイズと間隔は0.07ミリ。
この精度では切り抜きなど不可能に近い!
・・しかし、肉眼では光の反射具合でかなり高品質な文字に見えるんだが??。
写真のように切れ切れの点にはなっておらず、キラキラ光る綺麗な文字として浮かび上がる。



見つけた! 「GRBL」に改造したレーザー彫刻機

必ずどこかにいる!
探し続けてやはりいた! YouTubeにいた。

あっさり見切りを付けて次に進もうとしている矢先、足を引っ張る人。
僅か4センチ四方のワークエリアのためにそこまでやるか?

X軸とY軸を逆に挿すボケはあってもオチは無かったが、最後まで見てしまった。久しぶりに笑えた動画。


翻訳モードでも目的と構成は良く理解できた。

概略、「Arduino UNO」+ 汎用のシールドにA4988のドライバーを挿して、3200ステップ(200✕16)でCDモーターを駆動するというもの(ショートピン3本挿し)。
アプリは、Freeの「UniversalGcodeSender」をGRBLモードで動作させ、画像加工とデータ出力はInkscape。(もう、お決まりのコース)

ハードウェアの改造に際し、未調整のままA4988のドライバーにモーターの端子を挿すと小さなCDドライブ用のモーターでは加熱してしまうため、ドライブ電圧を0.24V程度まで下げる必要があるという説明。

CDや、DVDで利用されているステッピングモータの端子規格も多少無理すればUNOのモーター端子にそのまま挿せるらしい。
※動画の中では余分なドライバーが2個挿したままになっている。

他に、レーザーダイオードの駆動用として10kオームの抵抗と汎用Nチャンネル・Power・MOSFET1個を準備。
回路図に加えられた修正線は、過去にミスったものを訂正。(したらしい)
UNOの、「spnEN」端子を利用した動作原理まで詳しく解説されていた。



ならばいっそこのままレーザー筺体を作製して・・と、言ってはいけない動画だった。