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「Coffee Break」BlenderCAM:ポケット加工

文字の彫り込み(ポケット加工)

文字列入力後、ベジェ曲線に沿わす。
ポケット加工を指定してgcode生成


重複した部分はうまくブレンド処理される。
計算の待ち時間が、Coffee Breakできるほど時間がかかるので、フリーズや暴走と勘違いしないよう!

気長に待つ・・・


BlenderCAM:説明と、YouTube動画

BlenderCAMの説明

Google翻訳を通した画面。 CAMに於ける、おおよその戦略が紹介されている。



BlenderCAMによる、荒削り、仕上げパス、3Dレリーフ、ツール交換の実行動画。
Blenderのバージョンは新しいが、CAM操作は同じ。




3018用ワークエリアの、BlenderCAM 日本語版

BlenderCAM 日本語版

起動時のワークエリアはCNC3018用に設定しているため、他のマシンを所有している人は、所有するマシンに合わせてプロファイルを追加登録する必要がある。

現時点で不具合は発生していませんが、CNCの加工に馴れたらオリジナルの英語版を使用する事をオススメします。
日本語版の使用による一切の責任を負うことはできません

起動画面


マシン設定項目


ポストプロセッサ(3018だと grbl )


初期でプリセットされている戦略項目


写真から浅彫りデータを生成する「BASrelief」についてはそれなりの学習が必要。

BASrelief設定項目




【インストール】
解凍後、「Run blenderCAM.bat」をクリックすると、CAM専用として起動。
独立したCAM専用アプリとして利用する事がオススメ。
(Blender2.76としての機能はそのまま)
好きな場所に、区別しやすい名前でショートカットを作成するとよい。


念の為英語版も添付(どちらも3018用のワークエリア)
jp=日本語版
en=英語版


CNCを専門的に丁寧に解説されているサイトを発見した。
Blendercamについても詳しく触れられており、とてもわかり易い。
添付ファイル 添付ファイル


BlenderCAM:ポケットとカットアウト

BlenderCAMに関するYouTube動画



using blender with blundercam plugin to generate the toolpath for two strategies, pocketting and cutout using a 4mm flat cutter


relief 9作目の完成と、これまでのデータ

Venus、更に追加で2作完成。

荒彫り用、3mmストレート・エンドミルと、仕上げ用の3mmボールミルの組み合わせで今後の浅彫り決定。

個人的にはこのサイズでも微細な表情が読み取れ、十分満足いく仕上がり。(用途は飾り程度なので)


左下の1枚だけを、往復カットのツールパスで設定してみた。
螺旋状のツールパスと比較すると、時間がかかる分、螺旋の方が滑らかに仕上がる。

彫刻に要する時間の長さ(60×150ミリ、深さ6ミリで10時間程度)を考えると、とても実用性のあるパワーとは言えない!
いずれ4030相当のマシンを自作しなければストレスが溜る。

ブログに添付した画像で見るより、実物の方がはるかに滑らかでボリュームもある。



NCツール交換時の注意(個人的備忘録)

荒彫り終了後は、現在の座標データを弄る事なく仕上げ用のツールに交換し、仕上げ彫りデータの読み込みを行う。

荒彫りが終わった後の、仕上げ用ミル交換作業とZ軸の再0(ゼロ)設定。
彫刻と干渉しない位置でZ軸のゼロ位置を合わせる。

荒彫り開始前に設定したZ軸のゼロ位置で、仕上げ用ミルのZ軸ゼロ位置も設定する。
(個人的には材料表面のゼロ位置より更に-0.05ミリ下げた位置を仕上げ用のゼロ位置として設定している)

注意しなければならないのが、Z軸のゼロ位置調整が終わった後のZ軸リセットボタンの押し間違い!


おやまって、隣のXY座標リセットボタンを押してしまうと荒彫りと仕上げ彫りの座標位置が狂ってしまい、作業の継続が難しくなる。



注意! これまでの作品の仕上がりは、当サイトで紹介した材料とツールに同じものを使用した場合の結果です。
負荷が大きい場合、オーバーライドでの調整が必要です。
添付データの使用による、いかなる責任をも負うことは出来ません

添付データの、"ara"=荒彫り、"fin"=仕上げ彫りデータ


彫刻拡大画像(像のサイズは4cm×13cm弱)

添付ファイル 添付ファイル


relief 6作目

ひたすら経験を積むのみ・・
6作目のrelief。



3018Pro:ツールパスデータ(個人用)
レリーフ寸法:幅: 96 mm 高さ: 90 mm
材料(檜)厚み = 15 mm
彫刻深さ 約 6 mm
------------------------------------------------------
荒加工
直径 3.0 mm フラット エンド ミル
送り速度: 240 mm/分
プランジ速度: 60 mm/分
回避高さ: 2 mm
主軸回転数: 10000 rpm
ステップオーバー: 1 mm
加工時間:約3時間30分

仕上げ加工
直径 3.0mm ボール エンド ミル
送り速度: 210 mm/分
プランジ速度: 60 mm/分
回避高さ: 2 mm
主軸回転数: 10000 rpm
ステップオーバー: 0.150 mm

ヘッダーなど、固有のマシンに合わせた編集はメモ帳などで。
添付ファイル(個人用。使用に際しての責任は持てません)

荒彫り:corner4-ara.tap
仕上げ:corner4-fin.tap
添付ファイル 添付ファイル


relief 5作目 新たなミルで試し彫り2

前出の荒彫りに続けて、新しいボールミルを購入しての5作目仕上げ彫り。


フリー素材提供サイト:
3axis.co
Pinterest


非常に細かいレリーフながら、毛羽立ちの少ない仕上がり。
やはり価格相応のツールが必要という事か?
NCの合計稼働時間は、送り速度(フィードレート)の設定が遅い事もあり、荒彫り含めて約1117時間超。

ライターのサイズと比較。 ルーペを見ながらの手彫りでも中々難しいサイズ!



実際の写真よりスレンダーに仕上がったのには訳がある。
初歩的なミスだが、R1.5と直径1.5をミスって設定したのが原因。
(ビーナス達がどの程度痩せたか、計算できる)

今後の反省材料として最後まで仕上げた。

荒彫り3mmのエンドミルと、直径1.5ミリのボールミル用のデータを添付。
R1.5(直径3mmのボールミル)で彫らないよう注意!


切れ味の良いツールを使うと、仕上げ不要のツルツル仕上がりになる事が解った。


Z軸0.9mm荒彫り中の動画(等倍速)




ツールパスデータ
レリーフ寸法:幅: 133 mm 高さ: 90 mm
材料(檜)の厚さ = 15 mm

------------------------------------------------------

End Mill 3 mm 荒加工

直径 3mm フラット エンド ミル
送り速度: 240 mm/分
プランジ速度: 60 mm/分
回避高さ: 2 mm
主軸回転数: 10000 rpm
ステップオーバー: 1 mm
トレランス: 0.025 mm

仕上げまでのトータル加工時間: 17:09:08

4Venus3-ara.tap:荒彫りデータ
4Venus3-fin.tap:仕上げ彫りデータ
添付ファイル 添付ファイル


relief 5作目 新たなミルで試し彫り

"よく切れる?" らしいレビューを信じて、荒彫り用に3mmのエンドミルを購入。
試し彫り、早速スタート!

.優れたエッジ研削技術
.着のない、操作中、無煙、無臭、無音
.長い耐用、破るのは容易ではない。

意味不明な謳い文句なるも、切れ味はこれまで購入したエンドミルの中ではダントツ一番!
(送り速度:240mm/分、Z軸切込み0.9mmでの比較)



荒彫りスタート



無煙、無臭、無音とは真逆で作業進行中。
エッジの毛羽立ちが皆無なのは驚き!



relief 4作目 フリー素材からEagle

フリー画像から「Eagle」を彫ってみた。
3axis.co
Pinterestなど


3018Pro

材料:ヒノキ
ツール:ボールノーズ3mm
荒彫り:エンドミル3mm
彫刻サイズ:約85mm×60mm(このサイズに縁を10mm四方加えた)
素材:Depthmap画像
彫刻深さ:約4mm
荒彫り、仕上げトータル時間:8時間弱

結果:彫刻のディティールよりボールノーズ先端の方がはるかに大きいため、毛羽立つ。
遠目では良い!

拡大





テーマによる向き不向きな結果は、適正なツール選択がカギかもしれない。

実際に作成した荒彫りと仕上げ彫り(ball3mm)データ添付。(彫る事はオススメしません。写真で判断を!)
添付ファイル 添付ファイル


relief 3作目開始

少し攻めて切り込み!

ボールミルを使った切削の様子(フル画面に切り替えると見やすい)



材料:ヒノキ(フローリング材)
荒彫り、仕上げとも3ミリのボールミルを使用。
荒彫り:オーバーライドは、初期設定値200mm/分の130%(260mm/分)



ツール(ミル)の交換が必要いため、荒彫り終了後は仕上げ用のデータを読み込んでそのままスタート!
ボールミルの切削ラインは仕上がりに反して丸っこい。


仕上がりは2時間後の予定。
少し眺め長めのCoffee Break!



3作目完成。
左がボールのみで彫った3作目。
荒彫りの跡が檜垣模様のようにも見える



relief 仕上げ彫り

ほぼ予定通りの時刻に完成。

relief2作目完成! 深さ、ほぼ3ミリ。


拡大。 ツルツルの仕上がり。
なので、ペーパー掛けは必要無さそう。


購入した、ボールミルの仕上がりに満足!

おおまかな作業手順:

1..Z軸のゼロレベル設定と、加工開始点X,Y座標設定
2..荒彫り
3..仕上げデータの読み込み
4..ツール交換(ボールミルに付け替え)
5..Z軸だけ(重要)ゼロレベル設定
6..仕上げ彫りスタート
7..完成!

・・みたいな。

添付ファイルは実際の仕上げ彫り用に作成したデータ。
荒彫り無しでは相当な負荷がかかる事が予想されるので、前出のデータと合わせて使う事が前提。

例によって、データを使用した事によるトラブルに関して、一切の責任を負う事はできません。
添付ファイル 添付ファイル


relief 荒彫り2

3ミリのボールミルを購入しての、relief試し彫。

今回はヒノキ(フローリング材)に、荒彫りと仕上げの2回に分けて加工。

荒彫りはAmazonで購入した3ミリのストレート・エンドミル
かなりの振動と、騒音と、切り粉と、・・その他。


切削中・・


Candle117を使って、仕上がりは午前3時頃の予定。

責任の持てない荒彫りデータを添付
添付ファイル 添付ファイル


relief 荒彫り

reliefに嵌ること3週間近く。
人並みに出来ない悔しさを思い知る!

何とか形になりそうなので、0.9ミリのエンドミルを使って試し彫り。

6センチ角の模様を、3ミリの深さで、荒削り。
Depthmapから制作した、NCデータ



削り始め。 杉の材質が荒く、この時点でとてもレリーフになるとは思えない。



0.2ミリのステップオーバーで完成。 
少し細か過ぎた! 実物はかなり小さいのでそれほどミルの段差(粗)は目立たない。


添付ファイルは、3018で切削した実際のデータ(テスト用に作成したデータにつき、使用に関してのいかなる責任も持てません!)
フリーソフト:「CNCjs」で動作

使用したエンドミル
添付ファイル 添付ファイル


PWMデータをCandleで出力する場合のメモ

とにかくCandleを使って、PWM出力で板を焼きたい場合の個人的戦略。
赤文字の追記有り。

前出の般若心経をPWMで出力し、Candleでそのまま読み込んだ場合、ほぼ黒塗り状態に表示されて読めない!
白黒2階調とグレースケール256階調の表現の違い。
(Candleでは明暗を階調ではなく、1か、0に振り分けられる)




サービスメニューを開き、グレースケールに設定変更
グレースケールのチェックチェック項目を入れる事で、Z軸の高さ表示がゼロになり、ミルと、レーザーモードとの区別をつけやすくなる。
ベクトルか、ラスターのチェック項目は表示状態に合わせて適宜切り替える(つまり、見やすい状態、または見える状態の切り替えとして利用できる)




読める表示になった! ・・が、ラスター表示の設定だと階調がつぶつぶの間隔データとして表示(表現)される。 データの性質上、これは当たり前の現象だが、文字としての認識率は上がる。



PWMデータ・その2
写真のNCデータをそれらしく表示するには、少し工夫が必要
僅かな明暗の差を、白い(明るい)部分でブロックノイズのように大げさに表現されるが、そこは我慢!



フォトの場合の設定画面



実際にグレースケール用に用意した写真は、かなりコントラストが弱め



ヒノキ材へのレーザー彫刻結果。 やはり薄い!



3018Pro:レーザー出力をCandleで使用する場合のメモ

Candle1.1.7を使って、3018Proでレーザー彫刻をする場合のメモ。
個人的なメモなので、間違っていた場合は予告なく訂正。

【作業前の注意点】
1.. ミルもレーザーも同じM3コードを使用するため、作業前にモーター端子を取り外す。

2..赤色のPWM端子にレーザーを接続

3..レーザー用の、いくつかのソフトでG21が抜けるため、Candle1.1.7にデータを取り込んだ際、表示されない場合がある
(データが25.4倍に拡大され、表示領域外に飛び出している)

※先頭行にG21のコードが付いてないない場合はインチモードになっている可能性が高いので、G21を追加し、ミリモードに設定する
(データが正しい場合、上記を設定を施した時点でデータが表示される)

レーザーデータを取り込んだ直後の表示
今回のデータ作成はInkscapeを使用。
走査線とデータが被ってしまい、モアレ模様となりとても見難い。
何を焼きたいのか不明!



データが見難い場合は、「サービスメニュー」を開いて、画像のヶ所を設定する。
ラスターモードに切り替えると、データ表示は薄くなるが、目への負担は軽くなる。




Inkscapeで作成したレーザーデータの振る舞い。
同じレーザーデータでも、グレースケール(PWM)と白黒(B/W)データではまるで振る舞いが異なる。 下はB/Wデータ。
PWM端子の無いボードの場合、モーターの出力をTTL処理して利用するのもありかもしれない。(電力に十分なパワーがあるので、いずれやってみたい)
スピンドルの回転がレーザー照射に対応



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