Pc-Trace

<< 2024年5月 >>
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31






Pc-Trace
PC-Trace

< next 備忘録の記事 prev >
>>このカテゴリーの記事一覧

「netfabb Basic」 その9 不要ポリゴンの削除

「netfabb Basic」で自動修復した結果がすべて希望通りになるとは限らない。

今回の動画は、不要なポリゴンが残った場合の削除方法


※添付ファイルは実寸大の"mp4"動画
添付ファイル 添付ファイル


「netfabb Basic」 その9 分離したオブジェクトの接続

「netfabb Basic」で分離したオブジェクトを簡単に接続する事ができる。

処理の過程は動画ですべて確認できるため、特に詳しい説明は省略。



※添付ファイルは実寸大の"mp4"動画
添付ファイル 添付ファイル


「SketchUp」で重なりあったオブジェクトを一つにまとめる

「netfabb Basic」で修復対象外として扱われてしまった "重なったオブジェクト(2シェル)" をSketchUpで一つの「STL」データとしてまとめる方法の紹介。

3Dプリンター用のデータとして取り出す場合、重複したモデルの内部を如何に切り出し、取り除くかであるが、SketchUpには「面を交差」コマンドが備わっており、モデル同士の交差は「モデルと交差」で簡単に交差面にエッジを追加し、編集出来るようになる。

これまで個人的には下の二通りの方法で一つのモデルにまとめて来た。

● 表面だけのコピーを取る方法。
● 面内部に取り残されたエッジや面を取り除く方法

下の動画は、モデルの交差部分にエッジを設け、内部と分離させた後、表面だけを拾い取る方法である。



保存したデータは、「MiniMagics 3.0」や「netfabb Basic」で問題なく"エラー無し"の「STL」データとして認識され、このまま「Repetier-Host」でスライスできた。

※添付ファイルは、作業実寸サイズの "mp4" 動画
添付ファイル 添付ファイル


「netfabb Basic」 その7 オブジェクトのカット

「netfabb Basic」を使ったオブジェクトのカット。

「カット」の項目の、スライダーの右にあるボックスは、中央を境に左右の処理を切り替えるボタンになっていて、更に中央をクリックする事によりセンターバーが表示され、カットの様子をラインとオブジェクトに切り替えて表示できる。




【カットした「STL]データ・モデルをSketchUpでインポートして確認】



添付ファイルは、実寸でキャプチャーした大きいサイズの動画。
(※読み込みに多少の時間を要します。)
添付ファイル 添付ファイル


「netfabb Basic」 その6

かなり前のカタログのようだが、「netfabb」の "Basic" と "Pro" の違いが分かるpdfファイルを見つけた。

機能に大幅な違いがあるようだが、修復の際はこれを参考にすれば作業範囲を把握しやすくなる。
添付ファイル 添付ファイル


「netfabb Basic」 その5

「netfabb Basic」修復の実力。

7個に分離したシェルと、矛盾の生じた444本のエッジ、更に21もの空いた穴がどのように修復されるか検証。

結果は動画の通りであるが、最後に、"離れた尾翼も繋がった!"間違いで、分離したシェルが自動で繋がる事は無く、見る角度による錯覚。
不正なエッジや穴は修復されたが、分離したシェルも適切に修復され、正しく3つのオブジェクトとして処理された。



※添付ファイルは大きいサイズの "mp4" 動画

次回は、修復の対象にならないオブジェクトの検証。
添付ファイル 添付ファイル


「netfabb Basic」 その4

「netfabb Basic」で、面に厚みが無く、水密性の無いボートの修復を検証。
もはや穴とは程遠いデッキの開口部分だが、しっかり塞いでくれる。

添付ファイルは、大きいサイズの "mp4" 動画。


添付ファイル 添付ファイル


「netfabb Basic」 その2

前に、「STL」データのエラー検出ソフトとして「MiniMagics」を取り上げた事があるが、「netfabb Basic」の場合、データのエラー検出以外に以下に掲げる内容でエラーを修復する機能を有している。
更に、「MiniMagics」と異なり、完全に分離したシェルの処理も出来てしまう。

「netfabb Basic」の最新版なら「Settings(設定)」の項目から「Settings(詳細設定)」にある「Language(言語)」を「日本語(Pro)」に切り替え、設定を保存しておくと使いやすい。

※表示は、日本語(Pro)となっているが、問題なく使える。
ただし、データを修正した後、保存する時に "リネーム" しないと保存出来なくなるなど、いくつかの注意が必要となる。

修復に際し、"デフォルト修復" と "単純な修復" の2つのパターンが選択でき、違いは以下の内容となっている。

【デフォルト修復の場合】



 三角形を縫合
 小さい穴を閉じる
 重複した三角形を削除
 反転した三角形を修正
 小さい穴を閉じる
 三角形を縫合
 反転した三角形を修正
 全ての穴を閉じる
 微小シェルを削除

※"三角形を縫合" と、"反転した三角形を修正" の2項目が重複しているが、内容の違いについては不明。

【単純な修復の場合】



 反転した三角形を修正
 小さい穴を閉じる
 全ての穴を閉じる
内容が良く分からない場合、"デフォルト修復"を選択しておいた方が修復項目が多く、無難。

アクションとして以下の項目が使用できるが、【自己交差】では赤枠で囲った項目は「Pro」版などへ アップグレード しないと、使う事が出来ない。



修復後のデータは、元の「STL」形式で保存する事ができる。
保存するファイル名に日本語を交えると、他のソフトで読み込む際に不都合が生じる場合があるので、なるべく使わない方が良いかもしれない。

・・・その3へ続く。


STL・データ修正ソフト フリーの「netfabb Basic」 その1

3Dプリントアウト用に「STL」データを作成したら印刷可能かどうか、エラーのチェックが必要となる。


フリーで、多機能な「STL」データ・エラー修正ソフトとして紹介の多い、「netfabb」を検証してみる事にした。



フリー版「netfabb Basic」は、簡単なユーザー登録をする事で使用できる、

http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1403/31/news014.html
や、
「Ghost Wip」様のサイトなどに使い方が紹介されている。


netfabb Basicの起動画面


※Pro版のみが利用出来る機能はメニュー項目の右側に(Pro)が表示されている。
次回、実際に作成した「STL」データを使って素人なりの検証をしてみたいと思う。


SketchyPhysics ・ 復習

「SketchyPhysic」も暫く間をあけると色々な事を忘れてしまう。
特に意味は無いが、「Ruby」の”Group.move!” の復習。




「Repetier-Host」の「CuraEngine」に於ける個人設定

前記事の「Repetier-Host」による須弥壇スライスに関する「CuraEngine」の設定ダイアログ。
※個人的にシステムの英語部分を日本語に作り変えて使用しているため、翻訳が正しくない可能性があり、注意!

設定ダイアログの画像をクリックすると原寸で表示。













「Slic3r」と、「CuraEngine」

「Slic3r」について、詳しく解説したサイトを見つけた。

3Dプリンタの設定をいじる / Slic3r

「Slic3r」に関する、設定のほぼすべてを把握する事ができる。
同サイトで、「CuraEngine」についても独り言の欄で触れている。

「Slic3r」の日本語サイト

「Repetier-Host」は「Language」に、日本語を選択して利用できるが、スライスソフトの設定部分は ほぼ全て が英語のまま。

「CuraEngine」なども設定項目については自力で翻訳して日本語化するしかなさそうである。(今後のバージョンアップに期待したい)

「Slic3r」でセットできる ”infillsパターン”
インフィル密度は左から右に、20%、40%、60%、80%
縦は、パターンの種類


※下の動画は「CuraEngine」でスライスした須弥壇。


スライスデータ(「CuraEngine」)
■シェルの厚み0.8mm
■サポート・有り
■インフィル密度・15%
■品質 0.1mm
■ラフト 5mm
■インフィルオーバーラップ 15%
■インフィルパターン グリッド


「AviUtl」を使って、「AVI」の書き出し

「Export Animation」で書きだした連続画像を、フリーの
「AviUtl」を使って「AVI」動画ファイルとして書き出す手順を画像で掲載してみた。

利用させて頂いた”3Dモデル”は、毎回お世話になっている、
kotarou 〜3D〜様が作成した、傾斜地に建てたパノラマ展望が楽しめる、円筒形の建物。




連続画像を「再圧縮なし」の「AVI」動画として書き出す場合、僅か一分たらずの動画でもギガ単位の要領を費やすため、「HDD」に十分な空き容量が必要となる。

1...「AviUtl」を起動したら、「ファイル」メニューから「開く(Ctrl+O)」を選択


2...「Export Animation」で書きだした、連番付き画像の、一番若い番号を指定(ゼロから)


3...読み込まれて表示された画像。


4...今回は、サイズ変更無し。


5...「ファイル」メニューから、「AVI出力(Ctrl+S)」を選択。


6..開いたダイアログから、ファイル名と、再圧縮なしにチェックを入れ、動画を書き出す。


7...動画の書き出しが終わると、スライダーが最後のシーンで止まる。


以上、簡単だが、これで「AVI」ファイルが作成される。
mp4などのコーデックを入れている場合、直接mp4で書き出しても良い。




下が、実際に書き出してみた動画
建物の美しさだけでなく、影や、日差しの動きにも注目してほしい。



レンダリング設定の使い回し

前記事の設定を使い回してレンダリング。
須弥壇のモデルを削除し、同じ位置にインポートし、レンダリングしてみた。
モデル・サイズがそれほど違わない場合、設定の使い回しは有効そうである。



設定変更(1)


スポットライト(1)の設定変更


スポットライト(2)の設定変更



POV-Ray・須弥壇・レンダリグ練習

毎回同じモデルで申し訳無いが、新しいモデルを作るより「POV-Ray」のレンダリグ練習に余念が無い。

須弥壇をレンダリグした結果の中間報告から。
各々の画像をクリックすると拡大サイズの画像が表示される。

環境光だけでレンダリングしたものと、ライトを設定してレンダリングしたものとの差は歴然である。



環境光の調整だけでレンダリングしたもの。
マテリアルや、ライトを配置しない状態だとかなりの陰影ムラがでる。




スポットライト一つを当てて調整したもの。
※スポットライトを配置し、設定したにも関わらず、画像がドス黒く沈んでしまった場合、コーン角度が”0”になっている可能性があるのでチェックする。

下の画像はレンダリング成功例で、もともとが黒塗り。





下の設定画像の内容で、最下段の2つをレンダリングしてみた。
SketchUp内でのライトの設定と距離、配置関係は画像の通り。


個人の好みで、「Radiosity」と「Gamma」値をかなり高めに設定してある。
Gamma」値を高くするとコントラストが強くなり、「Radiosity」値を高くすると、面に個別に設定したカラーが、それぞれの面どうし影響を受け合い、より自然なリアリティが得られる。
表現が悪いが、赤く塗られた壁に光が当たり周囲の壁に反射すると周囲の壁もその色の影響を受ける現象に近い。
Colors」を「Glossy」に設定しているが、オブジェクトの面に直接設定しているため、ここでの設定は反映されていない。


Image Size」を「POV-Ray-like」に設定してあるのはPOV-Rayのエディッタ側でサイズを指定してレンダリングするため。
(下の画像)




SketchUp内でのスポットライトのセッテイング。
右と左の設定を異ならせてある。

左側のスポットライトは「Incandescence」→白熱光で、右側のスポットライトは「halogen」→ハロゲン光の設定



上の設定でレンダリングした須弥壇。
朱と黒を塗り合わせる(東)仕様で、高級品になるとこの上から金具が施され、エビ束に挟まれた範囲に彫刻が入る。





須弥壇の足元に光が当たりすぎて朱が赤くなってしまっている。


< next prev >