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エッグスタンドと、タマゴの中身の押し出し

「Eggbot」でペイントした後に、上下に開けたpinの穴からタマゴの中身を抜く問題を身近なもので解決できた。

ペットボトルのキャップを利用し、任意のサイズ(今回は5ミリ)で穴を開け、水道用パッキン(Oリング)をカーペット用の両面テープで貼り付けるだけという、簡単なもの。

口を当てて吹き出すのと違い、楽に清潔に、早く中身を取り出す事が出来る。
タマゴの中身を取り出した後はボトルに水を入れ、殻内部の洗浄に使える。
取り出したタマゴの中身はそのまま料理にも使えるので、無駄にならない。

【すでに描画済みのエッグアート。美観上、上の穴だけ塞いである。】


【今後のエッグ・アート用に3Dプリントした「エッグ・スタンド」】

すぐに無くなりそうだが・・。



●タマゴの中身を押し出す、キャップの加工

【今回、ペットボトルのキャップに使用した水道用のパッキン】


【ペットボトルのキャップに穴を開け、「カーペットテープ」で貼り付けるだけ】


【飲み終わった後のペットボトルを洗浄し、製作したキャップを取り付けたら、穴を開けたタマゴに押し当て、圧力で押し出す】


【タマゴの中身を抜いて洗浄した後、上の穴をこれで塞ぐ。】

※ タマゴの殻内部を洗浄した後は下の穴だけ残し、残りの水分を時間をかけて抜く必要がある。(水分が完全に切れるまで2日くらいかかるが、ドライヤーを使うのも効果的)



【すでに数台のエッグボットが組み立て待機中】



「Inkscape」による、「Eggbot」用、カラー・データの分割出力

【サンプル・データ 伝統模様の出力】
ペンをセットするアーム テンション用のゴムの張り方が弱かったため、ペンの重さでモーターの振動と共振し、描画開始までバウンドを繰り返す。
描画に支障は無いのでそのまま実行!


これまで「Illustrator」を専用のDTPとして利用してきたが、「Eggbot」での描画は「Gcode」で生成して出力する必要があり、本腰を入れて「Inkscape」に着手。
(「Inkscape」の基本機能に「Eggbot」専用のテンプレートや「Gcode」生成に関する設定ダイアログは含まれていないため、別途インストール必要があるが、必要ファイルは前の記事にすべて添付した通り。)

馴染みが浅いため、「Illustrator」からの移行に少し手間取っているが、メニュー項目に大きな違いは無く、操作にそれほど違和感は無い。

「Eggbot」出力のための詳細が把握出来たところで、ペン交換によるカラーデータの出力を試してみた。
色ごとに分割したデータの書き出しは人手によりペンを交換して行うため、交換時に好きな色をセットできる。
※最後に出力する色データ以外、「Gcode」の最終行の"M18"コマンドを削除し、ステッピングモータに制動の効いた状態で次のデータを読み込むとペン交換時のズレが発生し難い

既にプロットしたタマゴが30個を越え、料理で使った後の殻に、一つ残らず文字や模様が入っていると言う異常事態。


【多少凸凹したタマゴの表面でも「エンドレス」な連鎖模様もスタートとエンドがピタリと一致するよう、個人の所有するハードウェア環境に合わせてソースの微調整が必要。】

個人的な感想として、「タマゴ」には幾何学模様が一番あっているような気がする。



【「Spherebot_UI」によるGcode出力の際、SVG形式での出力を併せて行う事により、「ビューウィンドウ」に画像が反映されるようである。】



「EggBot」 備忘録

「EggBot」の製作に当り、参考にしたサイト

「EggBot] Wiki
Evil Mad Scientist
http://wiki.evilmadscientist.com/The_Original_Egg-Bot_Kit

「EggBot」フレーム本体データ
http://www.thingiverse.com/thing:263668

The Original EggBot
http://egg-bot.com/

Arduino Software
https://www.arduino.cc/en/Main/Software

Arduino・ファームウェア(GitHub)
https://github.com/search?utf8=%E2%9C%93&q=eggbot+arduino

Inkscape Plugin
https://mijnpws.wordpress.com/arduino-simuleert-eibotboard-inkscape-plugin/

「Arduino UNO」用のファームウェアを「Aruduino mega2560」に書き換える際に参考にしたボードのpin画像





実体配線図を掲載したサイト
http://www.arduinopolska.cba.pl/projects/eggbot/eggbot.html



「Arduino UNO」を入手するまでの暫定的な措置として「3Dプリンター」用のボードを取り外し、ファームウェアを書き換えて利用。
因みに「Arduino」のWikiによると「EEPROM」の書き換えは10万回で寿命に達するらしい。

既に注文済みなので、入手後はギットハブで公開されているUNO用のファームウェアに戻す予定。
コストとスペースを最小限に抑える事が出来る。

再配布が可能なので、書き換え前の「Arduino」用オリジナルソースと、「Inkscape」のプラグインを添付。
添付ファイル 添付ファイル


「EggBot」 テスト・プリント

何とか手探りで完成できたものの、あまりに慌ただしい3日だったため、辿った履歴が何も記憶にございません!(^^;)

・・と、勝手な言い訳は置いといて、
60年以上も人生経験しておきながら、"3日で完成する" などと軽々しい発言はするものでは無い事を反省。

このままでは備忘録にならないので、後々整理して再掲載する予定。
【Inkscape】



【Inkscape】を通して出来たg-code



プロットの様子動画。位置は正確に再現されたようだ。
極細ペン先以上の解像度があるため、細かい部分は塗りつぶされてしまう。




【幾何学模様】


少し睡眠が必要・・・。


本体完成!

Servoを取り付けて、ピンポン玉まで対応出来るようにシャフトを長くして本体の完成!

タマゴのキャッチ部分は、一般水道用の13ミリOリングを貼り付けて使用。
シャフトを支えるベアリング部分は少しでも安定できるよう、ベアリング間にスペーサーを作って挟んだ。

上から


後ろから(ベアリング間が短いので、安定化を図るためスペーサーを挿入)


3Dプリンターの制御ボートを外して接続。(Arduino UNOを購入するまで一時的に利用)
使うのはX軸と、Y軸、Servo用の4番(mega2560+Ramps1.4の場合)端子


「Arduino UNO」のFirmwareは見つけたが、mega2560+ramps1.4でのFirmwareをいくら探しても見つける事が出来なかったため、UNOのソースを書き換えて使う事に。
一刻も早く動かしたいので、次はソースの作成!



「EggBot」 仮組み

色が色なだけに、前の写真には掲載しなかったテスト・プリント用のピンクのパーツで仮組みしてみた。(Servoはあと回し。)

ピンポン玉まで対応させるには8mmのボルトをもう少し長くしなければならない。

全体的にこんな感じ。
まだ随分と改善の余地がある。






「EggBot」のパーツは揃った!

初めて3Dプリンターを製作をした当時、幾度の設計変更で余っていたパーツ。

Servoだけ「Amazon」で追加購入してすべてが揃った。
もう、出来たも同然か?(また!・・逸る気持ちは抑えなければ失敗の原因に。)

固定する「ナット」は20個近く必要だが、撮影用に3個だけ。


定尺ボルトの中に一本だけ1mものの余りが混ざっているため長さが違う。
いずれにしても切り揃えるので問題は無い。

長いので写真の中に入れて無いが、べリングに通す「8mm」のボルトが必要。


一日目、Panel プリント完了

SketchUpでパーツの不安要素をすべて修正し、プリントが完了。



3Dプリンターを製作する過程で余っ材料のみで完成出来そうな予感がしてきた。

最終的に、ボードは 1000円程度で購入できる格安の 「Arduino UNO」 にする予定だが、せっかくなので購入前に現在利用中の3Dプリンターのものを一時的に付け替えてテストする予定。

この調子だと3日程度で完成する?・・かも。(楽観的)



パーツ・プリント中の画像。
絵かきマシンのテストプリントは、この3Dプリンターのボード(基板)をそのまま取り外して使う予定。

手持ちのベアリングのサイズに変更してプリント。


たまごのお絵かきマシーン「EggBot」 。 ものに出来るか? 製作開始!

衝動的に気を引かれた「お絵かきマシーン」だったが、時間を置いて、冷静になった今でも気が変わらず、製作を決意。
ベースとなるモデルを「Thingiverse」(http://www.thingiverse.com/)の中から選ぶ事にした。

いくつかあるマシンの中で一番目だっていた赤色のモデルに決定。
http://www.thingiverse.com/thing:263668

データをダウンロード後、早速「SketchUp」で全てのパーツをチェック。

設計上いくつかの不安要素が見つかったが、とりあえずは個人の事情もあわせて以下の2箇所のみ変更して作っていく事にする。

(1)、フレーム本体の骨格となる8ミリ直径のステンレス定尺ボルト(285ミリ長)を、切断時に体力負担の少ない6ミリに変更。(これ、個人の事情。)

(2)、パネルの安定化を図るため、ボルト取り付け部分を1センチほど延長。

「YouTube」で紹介されている、今回の製作対象としたモデルの動画


持ち合わせのパーツだけで、いざ製作開始!
「SketchU」で変更したモデルは後日公開。


Youtube 「Happy Easter」 で見つけたこの機械、ほしい!

”Halloween”検索時にたまたま行き当たった「Youtube」の動画。
衝動的に欲しくなってしまった。(勿論、絵かきマシンの方)

何が何だか分からない今は、検索を頼りに制御ボートを手に入れるのは困難と判断。
現在利用している自作3Dプリンターの制御ボードで兼用出来ないものか検討してみる事にした。(「Arduino Mega2560 + Ramps1.4」)
・・それにしてもタマゴ絵かきマシーンの製作サイトが少ない事に先行き不安を感じる。




「Thingiverse」 ピサの斜塔

PCから随分遠ざかってしまい、久しぶりの投稿。

夜な夜な「Thingiverse」からダウンロードしたモデルをプリントするのがが楽しみとなってしまった。

今回はピサの斜塔を傾斜分、約4度(Wikipediaによると実際の傾斜は3.99度らしい)起こして直立でプリント。

http://www.thingiverse.com/thing:907847

柱の数が多く、時間をかけて高解像度でプリントするほど気持ちの余裕は持てなかった。




SketchUp「面を交差」・復習

自分では設計出来ないため、今回もIc-SD inagaki architectural office様のモデルをお借りし、「Boolean演算」の代替機能として「面を交差」コマンドを使った、「足固め」の柱ホゾ加工の練習。(長い!)



当然だが、予め正確な設計がなされているのでうまくいった例である事をお忘れなく。

それまでは「SketchUp」のBoolean・プラグインとして「OSCoolean」を利用していたが、足固めのホゾ加工を見ての通り、SketchUpの標準機能だけでも5分程度で作業が出来てしまうため、現在は利用してない。

※ 添付ファイルは、実寸大の作業動画
添付ファイル 添付ファイル


SketchUpの「Section」によるパターン 2

前回の記事で紹介したパターンの「足固め」モデル。
正しい解説が出来ないので、動画のみ。

考えつくされた構造は「パターン」で見ても整然としていて惹きつけられる。


添付ファイル 添付ファイル


Helix Along Curve プラグイン

曲線に添って螺旋を描くプラグイン。
使い道が・・

https://3dalbertsoft.wordpress.com/plugins/




SketchUpの「Section」によるパターン

下のパターンはパズルなんかでは無い。

Ic-SD inagaki architectural officeの稲垣様にお借りしているデータの中で、特に興味ある加工形状から、構成する断面形状ほどスライスして下から順に並べてみたものである。

建築家の方には馴染みあるパターン(断面形状)かも知れないが、素人から見ると、CADの無い時代に編み出した先人達の知恵に、ただただ驚嘆するばかり。















建築家で無い人のために、上の「SketchUp」の構造については後日。


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