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基盤地図情報・標高データ

※訂正
筆者の勘違いにより、記事タイトルと本文に於いて、以下の誤りがありました。
データを利用して下さった方にお詫びするとともに、以下に訂正させていただきます。


この記事のタイトル
呉:基盤地図情報(数値標高モデル)データ10mメッシュ
 ↓
訂正:基盤地図情報・標高データ

基盤地図情報(数値標高モデル)標高データ

国土地理院からダウンロードした「基盤地図情報」から10mの数値標高データを”kmz”ファイルに変換し、「GoogleEarthプロ」で表示してみた。
10mメッシュの標高モデルデータ使用。

データは、以下の過程で作成した

国土地理院(基盤地図情報:XML)→基盤地図情報ビューア:シェープファイルでエクスポート→「GPSMapEdit(フリー)」で読み込み、”kmz”でエクスポート(Freeで使用する場合、容量、範囲制限有り)

GoogleEarthへの表示、取り込みは、データをEarth上にドロップするか、”kmz”ファイルをダブルクリック。



他に、GoogleEarthとR様のサイトが、データの取り扱いに関する詳しい記事を記載されており、当サイトとは全く異なる方法で、”Shape”ファイルを”kmz”に変換し、「Google Earth」に表示させる方法を紹介している。

添付ファイル:「屋久島」の、標高10mメッシュデータ
(”kmz”の”zip”データは、ファイル名の変更のみで、データに変更はありません。)
添付ファイル 添付ファイル


OSM(OpenStreetMap)の薦め

随分前に忘れ去った”Garmin社製のnuvi”が、OSM(OpenStreetMap)の充実により、再び陽の目を見ることになった。

地図が古くなり、押入れなどに眠っている”PND”をお持ちの方は、これ等のサイトを参考に、再生させる事が出来るかもしれない。

OpenStreetMap
https://www.openstreetmap.org/#map=5/51.522/-0.198/

世界中の地図が無料で入手できるサイト
Free maps for Garmin brand GPS devices
http://garmin.openstreetmap.nl/

小道具展示室
http://tmz.skr.jp/

・・・他にも色々とフリー地図に関するサイトが存在する。



2009年に、散歩や、カーナビ用として購入した”PND”


上記の機種に、実際に”OSM”のデータを取り込んでみた。
購入当時のマップ

OSM適用後のマップ

僅か、6〜7年で随分と道路状況が変わっている。
右の地図(OSM)は、2015年2月14日現在のもので、ほぼ数日毎に更新が行われており、常に新しい地図に保つ事が出来る。

”OSM”の地図は、日本語での検索が出来ないため、予め目的のポイントを登録して利用するか、オリジナルの地図上で目的地点を日本語検索して、登録した後、”OSM”地図に切り替えて利用するかなどの、いくつかの方法はあるが、地図の切り替えに関する操作は1分とかからないため、それほど不便を感じる事はない。



国土地理院が提供するデータも、いくつかのコンバート作業後に”PND”機器に利用する事ができる。
ユーザー登録後に地図データを入手し、等高線や、標高点、水涯線、あるいは建築物など、自分の必要とするデータを一度”シェイプ”ファイルに変換後、GPSMapEditなどのフリーソフトを利用し、”Garmin製”の”PND”などに載せる事ができる。
(※フリー版での使用は、一部、扱えないファイルフォーマットや容量などの制限がある。)
方法についても数多くのサイトが存在し、ここで改めて書くほどでもないが、個人的な利用法については、後日追記?・・するかもしれない。

オリジナルの地図
国土地理院の10m等高線を上書き
”PND”に載せるデータは、特定のデータに限らないため、ナビ以外の特殊な用途にも利用出来そうである。


屈折率について

"Kerkythea"の屈折率について、長い間、時間を開けてしまった。

設定について改めて書くほどの事でもなかったが、詳しい屈折率のデータを掲載したサイトが存在したため、リンクを貼らせて頂く事にした。

URI-WORKS様のサイトを訪問したら、”謎のShadeScript”のリンクページから詳しくまとめられた屈折率のデータを取得させてもらう事ができる。


「Refraction」の設定

"Refraction"に触れたついでに、実際に効果を確認してみた。

確認する項目は"Refraction(屈折)"のみで、その下にある"index of Reflaction(屈折率)"は、値をデフォルト "1" のままで固定。

対象にするオブジェクト、100×100×100のキューブ2個を配置し、"Refraction"を設定する側に”ライトグリーン”を塗り込み(色設定は見た目だけの問題で、特に意味は無い)、もう片方に"ビットマップデータ”を貼り付ける事により透明度の確認をし易いように設定した。

※なぜ"Refraction(屈折)"で透明度の設定をするかについては追求しない事にする。
前の記事でも書いたが、(黒)で不透明、(白)で透明になるため、透明度の調整はその間のカラー(色の濃さ)で調整する。


●左側が"Refraction"の設定値、右側がレンダリグの結果である。
設定無し(デフォルト)
100%不透明
"Refraction" 55%
55%のレンダリグ結果
"Refraction" 100%
手前のキューブに色を設定しているため、完全透明とはならない

Surely You’re Joking, Mr.KUTAI!様のサイトで、
"Kerkythea では、反射率や透過率を数値では無くグレースケールの明度をその割合として設定しています・・・真っ黒は完全不透明、真っ白は完全な透明という事です"
と解説されており、調整は、"Reflaction"の文字を右クリックし、"色の追加"から、下の画像の赤丸で囲った"タブ"を選択し、”Value"のスライダーで調整するか、左側の数値ボックスに直接値を打ち込む事によって、正確に透過率を合わす事ができる。
(”Value"の数値がそのまま透過率の数値になる。)


"index of Reflaction(屈折率)"については、次回。


想像ダイヤログ

2015/1/16の記事に於いて、「Kerkythea」マテリアルの設定ダイアログを、日本語表示にした、想像ダイアログ画像として掲載した。
が、案の定、翻訳の怪しさに加え、とんでもない勘違い(読み違い)が発生した。

透明度を設定する項目中、"Refraction"を、"Reflection"と読み違え、全く異なる設定項目となってしまった。
(真に受けた人、本当に申し訳ありませんでした。)

オリジナル


誤訳した項目


訂正すると


オブジェクトの透明度を設定する項目で、
"index of Reflaction(屈折率)"の値を"1"に設定している時、"Reflaction(屈折)"の項目を右クリックして表示される、"add color”の項目を黒(不透明)から白(透明)の間で色を設定する事により、オブジェクトに設定したマテリアルの透明度合いを調整できる。

※ 2015/1/16の記事で掲載した画像は訂正済み。
今後、カキーシャの学習が進むにつれ、まだ誤りが出そうである。
くれぐれも信用しないように。



マテリアル 塗り比べ

「Kerkythea」の本家サイトからダウンロードした木目のマテリアルを上置仏壇(木地のみ)モデルに適用し、レンダリングしてみた。

「SketchUp」側の設定は、縦と横の木目用に”白”のカラーを2つ用意し長さ方向に塗り分けて設定。
それを「Kerkythea」内で木目として適用する。
たった二つの大まかな設定だけで十分な効果を出すことが出来る。

明るい木目の方は、現物木地と殆ど差異が無い。

マテリアル以外の設定項目は「環境光」と「影」程度。





レンダリング時間はポブレイに比べて結構長めだが、結果は十分に見合ったものになる。


「Kerkythea」、 Edge Outline(エッジのアウトライン)

「流れ三間社」の絵様がうまく表現出来なかった事を基に、「マテリアル」の設定ダイアログ内にある、エッジ項目について、いくつかの値を設定し、検証してみた。

結果を把握しやすくするため、モデルサイズを100×100×100のキューブに固定。

設定する項目は、設定が有効となる、赤枠で囲んだ、「Umbra」と「Penumbra Ratio」の2項目で、「Color」は黒のまま。

結果は下の通りとなった。
※左側に表示した日本語表記の設定項目は、右側の英語の項目の参照用で、他に意味は無い。



エッジに値を設定せず、そのままレンダリングした場合。




100ミリの辺に対して、「Umbra」と「Penumbra Ratio」0.1の値を設定した場合。
面どうし、エッジを共有する可視部分では、エッジのサイズは二面分となり、共有する面が片側しか見えない辺(エッジ)では視点の角度に応じた一本分のエッジとして表現される。
※二面が合わさるエッジ幅は、面どうしが90度で接続されるため、純粋な二本分の幅とはならない。
オブジェクトの置かれた角度に対して、遠近法の表示に従い、各辺ごと接続の開きに応じて線幅が表現されているのに驚く。





影「Umbra」の値のみ”1”に設定した場合。
半影「Penumbra Ratio」の設定値が無いため、黒いエッジのみとなる。
100ミリのモデルサイズに、影「Umbra」の値を”1”に設定した場合、モデル全体の幅に対して約10%程度の幅になるのが分かる。
これを基準に、他のモデルの線幅を決める事ができる。
※100ミリモデルの設定値に対して、1000ミリなら”10倍”に、10ミリなら”1/10”といった具合。




「Umbra」と「Penumbra Ratio」の値を”1”に設定した場合。
半影「Penumbra Ratio」部分が、影「Umbra」と同じ太さ(幅)でグラデーションされる。




「Umbra」の値を”1”、「Penumbra Ratio」の値を”2”に設定した場合。
結果は、半影「Penumbra Ratio」部分の幅が、影「Umbra」の二倍の幅でグラデーションされる。





今回の検証対象は純粋なキューブ形状であるため、内側のエッジ角度や、エッジ比率の設定をしても有効な範囲内に無いため、反映されない。
幅の比率はオブジェクトのサイズと比例しており、1000ミリ四方のキューブで、100ミリ四方のキューブと同じ値を設定した場合、結果は”1/10”となり、キューブの全幅に対して1/100程度のサイズになる。
従って、1000ミリ四方のキューブに、エッジ一本分の極細線を表現したければ、影の設定値を”0.1”にすれば実現する事になり、100ミリ四方のキューブでは0.01の値で極細線が描画される。

下のキューブは、1000ミリ四方のキューブに、影「Umbra」の値を”0.1”で設定し、レンダリグしたもの。
100ミリ四方のキューブに、影「Umbra」の値を”0.01”に設定しても同じ画像が得られる。
(縮小画像なので、エッジの細線が少しわかり辛い)



想像ダイアログ(マテリアル)

前の記事に続き、「Kerkythea」のマテリアルの設定ダイアログ。
随分、怪しげな日本語に翻訳されているが、何となく感じは掴める。
もちろん、信用してはいけない。

※マテリアルの種類や、設定進行の状態により、表示が異なるので注意

因みに、マテリアルを設定する際、ダイアログの左上にある、「マテリアルのプレビューイメージ」を見ながら、「モデル・フラグ」の”有効”や、”可視”、”影を投げる”などに該当する項目にチェックを入れると、リアルタイムで、画像の振る舞いを確認出来る。




個人的な願望から

下の設定ダイアログは「Kerkythea」の設定の一部だが、表示に対する個人的な願望によるもので、実在はしない。
そもそも論だが、英語が苦手な者が、機械で翻訳したところで、内容が正しいかどうかを判断するすべも無い。

・・とは言え、画像のような内容でも日本語表記されたものはイメージとして捉えやすく、誰かが、どこかで・・・の願望がつい想像ダイアログを生んでしまう。



次回の想像ダイアログに続く・・・。


黄金の流れ三間社 その3

前回のレンダリングで、絵様のディティールが潰れてしまったため、輪郭線を有効にして、再度レンダリングしてみた。
虹梁や、羽目板、扉の形状などが”線”として明確化されるが、不必要な構造線までレンダリングされてしまうため、予め手を入れ、修正しておく必要がある。

開扉状態の社





とりあえずのエッジ設定

Ambientを設定し、全体を明るいイメージにしてみた。



黄金の流れ三間社 その2

前回の「流れ三間社」を改良したモデルをkotarou 〜3D〜様に頂いた。
改めて黄金のイメージでレンダリングさせて頂いたが、やはり画像が小さいせい(言い訳)もあり、今回もディティールをうまく表現できなかった。
未熟なため、レンダリング設定が、まだまだうまくできない。





モデルが綺麗だとご利益がありそうな感じまでしてくる。


カラーボックス (Kerkythea 練習)

「Kerkythea」最初の練習は木目一枚のマテリアルから。



まだ意味も分からないままの設定は、下の通り。












黄金の流れ三間社

SketchUpを学習するにあたり、これまで色々ご指導を頂き、勉強させて頂いた貴重なサイトがある。
kotarou 〜3D〜様。
社寺建築、古建築に興味のあるかたは是非、立ち寄ってほしい。

暮のお忙しい中、わざわざ「流れ三間社」まで作って頂き、感謝に堪えない。
新年という事もあり、黄金色にレンダリングさせて頂いた。
(色と光の関係でディティールが再現されていないが、実際は虹梁の紋様まで細かく描画されている。)





レンダリングは今年始めて「Kerkythea」を導入し、試してみた。


X線モードで向拝の浜床から天を仰いでみた。
下から透過状態にしても箕甲の曲線は垂木にカバーされて見えないが、蟇股や、虹梁の袖切の弓部分に施された唐草の絵様や、眉の条線までハッキリと見える。

Kerkytheaプラグイン・入手先
Kerkythea 2008


日本語対応・DXFインポートプラグイン

過去記事の中で、SketchUp8の、DXFファイル取り込み用として、「FreeDXF」プラグインに触れた事があった。

ファイル名や、フォルダ名に日本語が使えない事や、ディスクトップ上からデータを読み込めないなど、いくつかの制限事項に不便さを感じていたが、その後”TAKUJI HATAKAWA”氏による、ファイル名や、フォルダ名に日本語が使える便利なプラグインを見つけた。
(※動作は「SketchUp8」で確認)

”t2h_2d_dxf_import_v4.0.1.rbz” がそれで、他に、いくつかの機能も含まれている。

プラグイン入手先
http://www.crai.archi.fr/rld/index.php

言語の設定を日本語にして表示。


DXFインポート時の設定画像


ファイルには日本語表示用の「Language」ファイルが含まれている。
添付ファイル 添付ファイル


浄財箱・改良版復活

箱物として最も設計に苦しみ、反面、再制作してみたかった2尺〜3尺用・浄財箱が3Dモデルで復活した。

皮肉にも、在職中に実現したかった改良版。
総欅製で工場出荷時数十万円もする高級モデルであった。

もともと4軸CNCルーターや、8軸CNCモルダーなどで加工しやすく設計したものだが、少量生産する際でも単軸ルーター(ハンドルーター)で十分加工が出来る構造である。

3Dプリンターで印刷できる日(自身が購入できる日)が来た時のために、リアルな貯金箱用として保存しておく事にした。

陰線の多さが、複雑さを物語る










レンダリングはこれまで通り、SketchUp内だけの設定で済ませた。


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