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初代プリンター・メンテナンス開始。

興味本位で製作した初代3Dプリンターが、そろそろメンテナンスの時期を迎えた。
特に、精度や動作に不具合があるわけでは無いが、何百というモデルをプリントし、ステンレスのスクリューやナットもすっかり摩耗してしまっている。

これまで積んだ経験から、改善すべきパーツもいくつか出てきて、設計を変更しての再構築。
これを機に1号機は長期休暇?へ突入。

【分解開始】


分解されてもUSB接続された「LCD・ディスプレイ」だけは生きている。
一見、ターミネーターを思い出す。
【ほぼスクラップ状態】


ベアリングもシャフトも・・ほぼすべて交換予定。
【スッキリなった本体。 しばらくはこのままかな?】



「Thingiverse」 から、Vise

何も出来ない、何もしたくない時の、「Thingiverse」。

かねがね必要だと思っていた、基板や小物を挟むバイスをプリントしてみた。
オートレベル機能を追加した事で、広いモデルをプリントしても反りの心配が無くなったため、長時間物にチャレンジ。(いや、必要だった!)

どうしても赤のフィラメントが残りやすい傾向が・・。
【今回のモデル】


【裏側】


【正面のノブ。写り込みの光沢から、歪が無いのが分かる】


【unoも楽々挟める】


ベッドに密着したままプリントが終了。(約5時間)
定規を当てても反りが無いのは気持ち良い。


腰痛タイム

不定期的におそわれる腰痛で、休憩中。
ホットコーヒーすら飲むのが難しい。

A〜a!。


coffee break

"coffee break" = 休憩中。

【jww→Inkscape→Axidraw】
文字のエンコーディングが合ってないが、図面出力合格!
ボールペンが利用出来るため、専用プロッターより細かい。


【今は不要となったが、仏壇の図面出力テスト。・・合格!】
斜めに横切る線は、次のトレース位置までのヘッド移動線。


タブレットケースに、「油性サインペン」でデザイン文字。
【Axidrawの特徴の一つ。】




非接触アプローチセンサーのアルミに対する感度が微妙。
クリアランスはギリギリ確保できていが、ノズルのクリーニングを忘れると事故に繋がる可能性が大きい。

オートレベル完成後、10個程度のテストプリントを実行したが、気持ち良いほどプリントに成功する。
少し踏み込めば、"楽"という褒美が待っている。




「オート・ベッドレベル」・・完成するも、後の課題が山積

手探りで完成させたオート・ベッドレベル。
また一歩人並みに近づいた。

複雑なアルゴリズムをうまく整理できず、その代償をプリンター自身が肩代わりする羽目に。
"ガギグゲゴンゴン!" の後に残された傷は深く、今日一日治療に当たる予定。(動画は損傷したままレベリグを強行したもの。)
リミッター破損、Z軸脱調に伴うシャフト変形・・・その他諸々。

【テストプリントはまだだが、見てくれの動作だけは "いっちょ前"】


ホットエンドの周りが段々と複雑化してきた。

次はどんなトラブル?
まだ動いたに過ぎず、覚書としてまとめるには当分、時間が掛かりそうだ。


Zプローブ用・抵抗到着

Zプローブで利用する抵抗が到着した。
【届いた金属皮膜抵抗。規格についての疑問は残るが、精度は1%(茶)】


15KΩ規格の抵抗が無いので、30kをパラで使用する事に。
(30kΩが無かったため、10k+5kをシリーズで使用した。)

まずは「SketchUp」で設計から。
思ったよりプローブのサイズが大きく、ホットエンドのホルダーも再設計となった。



現在、設計したホルダーのプリント中。


苦あれば楽あり?

Z軸のオートレベル・プリントで、"ミスプリ"は無くなったが、毎回9ヶ所の調整はさすがに煩わしさを感じる。

プリント前の、キャリブレーションまで自動でやってこそ"オートベッド・レベリング"と言える。
世間では当たり前の事が、いまだに実現していない。(泣)

と、言う事で、候補の一つとしてポチったのがNPN型の、非接触センサー(左端)。

右下の白いリミッターは、下記サイト様が公開されていたもの。
Genkei atom用オートレベリング
http://www.3dal.biz/?page_id=63



ファームウェアは後でやるとして、先にどれを「Zプローブ」に選択するか?
決定しないまま、次のパーツ(非接触センサーのアッテネータ用として、抵抗の600本セット)をポチった。
減衰用として必要になる抵抗は3本だけなので、577594本余る(プローブ2本分)計算に。
持っていても損は無いが。

人並みな事が実現すれば、"苦"が"楽"に変わる・・かも?


またしても外れ!

通販で連続2回、外れを引いてしまった。
これまで経験した事がなかっただけに、何だかな〜。

注文したパーツより一足先に修理を終えてしまったので、既に用なしではあるが・・。

【入数3を注文するも、送ってきたのは1個だけ】


【シール・未開封の状態】



【再度確認するも、どう見ても3だよな〜?】


先だって購入したモニターが故障して届けられた時点で、返品処理がうまくいかず、力尽きてしまっている。
今回、何らかの処理する気は無いが、今後も利用するであろう通販に、一抹の不安が残る結果となった。


結局、モニター復活!

諦めの悪い性分が、押入れの奥に十数年も前に押し込んで放置していたパーツを思い出し、ついに探し当てた!。

何と!、耐圧は異なるが、代替で使えるパーツが見事に入っている。
処分を忘れたパーツが、天の恵みとなって現れた。

後はもう、一目散に修理に走るしか無い。
老眼をルーペで補いつつ、パーツの取り替えが完了。
気がつけばもう深夜2時半。

【押入れで眠っていたパーツ発見!】 



【問題のケミコン。もう、"知る人ぞ知る"・・なパーツ。】



【パンクしたコンデンサ「1000μF16v」を「1000μ35v」に取り替え、見事復活。】

 ↑いつもどおりの画面が復活。慣れたサイズで見やすい。


完全に初期の設定に戻ったため、色調や画質の再調整を施し、元の状態に戻す事が出来た。
一週間ぶりの再会が妙に懐かしい。
修理出来ないまま蓋を閉めなければならなかった、煮え切らない思いもこれで払拭出来た。


「Peggy」 残念!

プログラム・ソースの編集や、作成に欠かせなかった「Peggy」の開発、販売、提供が2014年に停止されていた!。
軽くて使いやすかっただけに残念だが、PC内で貴重な存在となった。



(窓の杜から引用)
(株)エスコアハーツは5月30日、ソフトウェア事業の縮小にともない、プログラム開発者向けの老舗テキストエディター“Peggy”シリーズの開発を終了し、販売事業を停止したことを発表した。今後はアップデート等の対応もできないという。

 “Peggy”シリーズは、“RCS”“CVS”“Subversion”といったバージョン管理システムと連携したり、コンパイラーなどの外部プログラムとの連携が可能なテキストエディター。メジャーなプログラミング言語だけでなく、組み込み系の言語にも対応しているのが特長で、多くのプログラマーに愛されていた。

 販売が終了されたのは「Peggy」「Peggy Pro」「Peggy Pro for PHP」で、フリー版の「Peggy Pad」も提供が停止された。

シンプルだが、手っ取り早い作業では見やすく使いやすいエディッターの一つ。



宝の見落とし如何許?

「Drawing」関係のサイトで、たまたま見かけて、よく分からずに落とした「Python」のスクリプト。

起動して、たった一つのパラメータをセットすると、"svg"ファイルとして模様を書き出してくれる。
「Inkscape」で開き、後は「EggBot」でプロットするだけ。

二種類のスクリプトをそれぞれプロットしてみた。


右と、中央のタマゴに描かれた模様はまるで別物に見えるが、パラメータを変えただけの、まったく同じもの。

うまく探せば、ネットの中は宝の山。
添付ファイル 添付ファイル


いつまでかかる 「coffee break」

暇つぶしに、映らなくなったモニターの分解


裏パネルを取り外した状態
メーカーは三菱だが、中身はLG そして MADE IN CHINA とややこしい。
パネルの周囲はやたらテープで止めている。ビスはたったの2本だけ!


MADE IN CHINA・・らしい。


アルミシールドをひっくり返して・・


高熱になっていたのか、かなり変色している。
ついでに怪しいパーツも2つ3つ。


少し煮え切らないが、この後、パネルを閉じてコーヒーブレイク終了。
もう、若く無い。


coffee break




手動レベル補正した、3Dプリント動画

前の続きから・・

手動レベル(ベッド9ヶ所の測定ポイント)設定でのプリント動画。

今回行った手動レベルの設定手順は以下の通り。
プリンターのZ軸(Z-MIN側)のリミッターをそのまま利用し、LCDのコントローラ(カナ表示に設定している場合)から「ジュンビセッテイ」→「ベッドレベリング」→「ベッドレベリング」と進み、原点移動が始まった後は、コントローラのプッシュポタンで、測定ポイント一箇所ごとクリックし、紙1枚が入る程度の隙間にダイヤルを回して昇降調整する。
各ポイントの調整を指定ヶ所ほど繰返して最後のポイントの調整が終わると自動で原点に復帰し、プリント待ちの状態で待機する。

コントローラのダイヤルは1クリックで0.025ミリの解像度で昇降の調整が出来る。(Merlinで設定可能)
次の位置に移動する際、前の最終調整位置が記憶されるようである。

説明では「M500」のG-Codeを送る事で設定を記憶できるらしいが、上手くEEPROMに保存出来ない。

※PCからのベッドレベルの調整は「G29」のコードを送信する事で実行できるが、LCDと比べてとてもやり難い。
PCからのコードは「G29 S1]から始まり、原点以降は「G29 S2」で最後のポイントまで調整を繰り返していく。
原点に復帰する際、プリンターのZレベルがゼロのまま移動するようなので、リミッターを予め高めに設定していた方がよさそうである。




【スライスした、花びらのジャギー状態】



【ほぼ、そのまま再現された仕上がり】


2分程度の初期設定で失敗の無いプリントが保証されるなら、レベル補正プリントの価値は高い。


ベッド・レベリングの重要性

写真を見て一目瞭然。

【左はベッドから剥離し、ホッとエンドのノズルに大きく振り回されていた鉢受け】


左右並べて撮ってはいるが、どちらもプリンターのベッドの同じ位置、同じ温度、同じフィラメントでプリントしたもの。
(ベッド50度、ホットエンド218度、材質PLA、サポート無し)

直径10センチに満たない鉢の受け皿(Thingiverse:モチーフはバラ?)だが、プリント時間が2時間近くかかるため目を話した隙に起こった事故。

プリントとは関係ないが、去年の夏に買ったまま植え替えを忘れ、"カピカピ"に枯れた「POT」に水をやってみた・・結果、 一週間足らずで徐々に復活し、花が咲いた!

【プリントするきっかけをくれたポットの花】


同じ条件のプリントなら、たまたま"タイミング"で上手くいく場合もある。・・が、今回はハッキリと違いが出る根拠があった。

モデルをプリントする際、貼り付きを良くする幾つかの方法がある。
個人的にベッド全面に貼り付ける「ビルドタック」や、「プラットフォームシート」などを利用しているが、この「プラットフォームシート」は貼り付きの良さとは裏腹に、耐熱ガラスに貼った状態でも均一では無く、気泡無しで貼っても実測最大0.1ミリのムラ!が確認された。

キャリブレーションで吸収出来ないベッドのムラをどう克服するかは、人それぞれだが、割と多く目にするのが「オート・ベッド・レベリング」と言う手法。
前々から興味はあったが、Zプローブも追加のパーツも不要な、既存の「Z_MIN」リミッターを兼用してレベリングする簡易な方法があり、今回の鉢受けのプリントは、それを使う事で上手くプリントする事が出来た。

【Merlinの、Configuration.hにあるMesh Bed Leveling】

今回使ったのはこの部分だけ!

//================================================
//=============== Mesh Bed Leveling===================
//================================================
//#define MESH_BED_LEVELING // Enable mesh bed leveling.
#define MESH_BED_LEVELING

#if ENABLED(MESH_BED_LEVELING)
#define MESH_MIN_X 10
#define MESH_MAX_X (X_MAX_POS - (MESH_MIN_X))
#define MESH_MIN_Y 20
#define MESH_MAX_Y (Y_MAX_POS - (MESH_MIN_Y))
#define MESH_NUM_X_POINTS 3 // Don't use more than 7 points per axis, implementation limited.
#define MESH_NUM_Y_POINTS 3
#define MESH_HOME_SEARCH_Z 4 // Z after Home, bed somewhere below but above 0.0.

//#define MANUAL_BED_LEVELING // Add display menu option for bed leveling.
#define MANUAL_BED_LEVELING

#if ENABLED(MANUAL_BED_LEVELING)
#define MBL_Z_STEP 0.025 // Step size while manually probing Z axis.
#endif // MANUAL_BED_LEVELING

#endif // MESH_BED_LEVELING

//================================================

※設定は個人の環境に合わせたもの。

実際のプリントの様子は次回に続く。


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