Pc-Trace

<< 2025年3月 >>
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31






Pc-Trace
PC-Trace

< next 最新の記事 prev >

「netfabb Basic」 その5

「netfabb Basic」修復の実力。

7個に分離したシェルと、矛盾の生じた444本のエッジ、更に21もの空いた穴がどのように修復されるか検証。

結果は動画の通りであるが、最後に、"離れた尾翼も繋がった!"間違いで、分離したシェルが自動で繋がる事は無く、見る角度による錯覚。
不正なエッジや穴は修復されたが、分離したシェルも適切に修復され、正しく3つのオブジェクトとして処理された。



※添付ファイルは大きいサイズの "mp4" 動画

次回は、修復の対象にならないオブジェクトの検証。
添付ファイル 添付ファイル


「netfabb Basic」 その4

「netfabb Basic」で、面に厚みが無く、水密性の無いボートの修復を検証。
もはや穴とは程遠いデッキの開口部分だが、しっかり塞いでくれる。

添付ファイルは、大きいサイズの "mp4" 動画。


添付ファイル 添付ファイル


須弥壇・高欄の柱部分(逆蓮)

DELFTshipによるストレス表示

※処理が重たいため、平桁、蓮受、斗束、地覆・・等、非表示
擬宝珠タイプは次回(未定)




須弥壇・高欄わらび手

「DELFTship 627]テスト作品

須弥壇の架木先端・わらび手(解像度・低)



「netfabb Basic」 その3

「netfabb Basic」が未検証なまま(単にサボっていただけ!)新バージョンが出た。

 6.2 → 6.3

モデルの修復時、「アクション」タブの「不正な面を削除」でマニュアル処理をする際、パラメータの設定値によっては原形を留めないほど鱗が逆立ったような形状に分解してしまう現象が、新バージョンでは分解せず、エンボスのような自然なシワで処理されるようになった。(下図)



他に、処理状態による表示色の一部が変更になったくらいしか違いを確認できてないが、殆ど使っていないため大部分が未知。

Pro版と異なり、ポリゴンの「自己交差」したエッジの切り離しや、切り離して内部に残されたポリゴンの削除が出来ないなど、肝心な部分の修復が出来ないため、編集作業の習得にはそれほど時間を要しないのかも知れない。(今後、検証予定)


「netfabb Basic」 その2

前に、「STL」データのエラー検出ソフトとして「MiniMagics」を取り上げた事があるが、「netfabb Basic」の場合、データのエラー検出以外に以下に掲げる内容でエラーを修復する機能を有している。
更に、「MiniMagics」と異なり、完全に分離したシェルの処理も出来てしまう。

「netfabb Basic」の最新版なら「Settings(設定)」の項目から「Settings(詳細設定)」にある「Language(言語)」を「日本語(Pro)」に切り替え、設定を保存しておくと使いやすい。

※表示は、日本語(Pro)となっているが、問題なく使える。
ただし、データを修正した後、保存する時に "リネーム" しないと保存出来なくなるなど、いくつかの注意が必要となる。

修復に際し、"デフォルト修復" と "単純な修復" の2つのパターンが選択でき、違いは以下の内容となっている。

【デフォルト修復の場合】



 三角形を縫合
 小さい穴を閉じる
 重複した三角形を削除
 反転した三角形を修正
 小さい穴を閉じる
 三角形を縫合
 反転した三角形を修正
 全ての穴を閉じる
 微小シェルを削除

※"三角形を縫合" と、"反転した三角形を修正" の2項目が重複しているが、内容の違いについては不明。

【単純な修復の場合】



 反転した三角形を修正
 小さい穴を閉じる
 全ての穴を閉じる
内容が良く分からない場合、"デフォルト修復"を選択しておいた方が修復項目が多く、無難。

アクションとして以下の項目が使用できるが、【自己交差】では赤枠で囲った項目は「Pro」版などへ アップグレード しないと、使う事が出来ない。



修復後のデータは、元の「STL」形式で保存する事ができる。
保存するファイル名に日本語を交えると、他のソフトで読み込む際に不都合が生じる場合があるので、なるべく使わない方が良いかもしれない。

・・・その3へ続く。


STL・データ修正ソフト フリーの「netfabb Basic」 その1

3Dプリントアウト用に「STL」データを作成したら印刷可能かどうか、エラーのチェックが必要となる。


フリーで、多機能な「STL」データ・エラー修正ソフトとして紹介の多い、「netfabb」を検証してみる事にした。



フリー版「netfabb Basic」は、簡単なユーザー登録をする事で使用できる、

http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1403/31/news014.html
や、
「Ghost Wip」様のサイトなどに使い方が紹介されている。


netfabb Basicの起動画面


※Pro版のみが利用出来る機能はメニュー項目の右側に(Pro)が表示されている。
次回、実際に作成した「STL」データを使って素人なりの検証をしてみたいと思う。


SketchyPhysics ・ 復習

「SketchyPhysic」も暫く間をあけると色々な事を忘れてしまう。
特に意味は無いが、「Ruby」の”Group.move!” の復習。




「Repetier-Host」の「CuraEngine」に於ける個人設定

前記事の「Repetier-Host」による須弥壇スライスに関する「CuraEngine」の設定ダイアログ。
※個人的にシステムの英語部分を日本語に作り変えて使用しているため、翻訳が正しくない可能性があり、注意!

設定ダイアログの画像をクリックすると原寸で表示。













「Slic3r」と、「CuraEngine」

「Slic3r」について、詳しく解説したサイトを見つけた。

3Dプリンタの設定をいじる / Slic3r

「Slic3r」に関する、設定のほぼすべてを把握する事ができる。
同サイトで、「CuraEngine」についても独り言の欄で触れている。

「Slic3r」の日本語サイト

「Repetier-Host」は「Language」に、日本語を選択して利用できるが、スライスソフトの設定部分は ほぼ全て が英語のまま。

「CuraEngine」なども設定項目については自力で翻訳して日本語化するしかなさそうである。(今後のバージョンアップに期待したい)

「Slic3r」でセットできる ”infillsパターン”
インフィル密度は左から右に、20%、40%、60%、80%
縦は、パターンの種類


※下の動画は「CuraEngine」でスライスした須弥壇。


スライスデータ(「CuraEngine」)
■シェルの厚み0.8mm
■サポート・有り
■インフィル密度・15%
■品質 0.1mm
■ラフト 5mm
■インフィルオーバーラップ 15%
■インフィルパターン グリッド


「Repetier-Host」とスライスソフト

 3Dモデルのデータエラーを修正した後、次に必要なのが、「Repetier-Host」(Free)などの3Dプリントソフトと、スライスソフト。
Windows、Linux、Mac 用が用意されている。


プリンターを所有していないので、あくまで設定上で仮想プリントしてみた。

「Repetier-Host」については多くのサイトが紹介しているため詳細は割愛。



内蔵した、3DプリンタのGコードジェネレータは単独でも起動する事ができるようなので、後日調べてみたい。
※ G-code generator for 3D printers 自体は独立しており、バーションアップする際、新バーションを入手し、解凍後に「slic3r」のある、同じフォルダに上書きする。
【Gコード・ソースエディタ】

G-code generator for 3D printers
http://slic3r.org/download ← ダウンロード
http://slic3r.org/ ← サイト・ホーム

プリンター設定をデフォルトのままスライスしてみた。(サポート無し)



「MiniMagics3」使ってみた。

MiniMagics(ミニマジックス)は、無償でご利用できる、フリーのSTLビューワ。

これまで作ってきた3Dモデルが正しくプリント出来るかどうかは気になるところ。
3Dプリンターは持ちあわせていないが、造形したデータのエラーチェックや形状確認を一足先に試してみた。

【シェーディングモード】
そのまま「STL」で出力し、エラー無しの「アップル」
このまますぐに、3Dでプリントアウト出来そうである。


【ワイヤーフレームモード。】
尾翼や翼など、6シェルを一つにまとめ、交差部分のエッジでエラーが発生し、修正後に再度エラーチェック。
二度目で”MiniMagics”からエラー無しのメッセージが出た。
このまま印刷したら3センチ程度のミニチュアとなる。


コーヒーカップ。取っ手と本体の2つのシェルを一つにまとめ、チェックOK!


魔法のランプ。
唯一、取っ手部分の曲線にエラーが発生。重複したエッジを取り除くため、再三修正する羽目に。
1つのシェルが5つになっている。


モデル修正後、今度は無事にエラーを取り除けた。



「DELFTship」その29 フォーク と スプーン

ボックスのプリミティブから作った一般的なステンレスのフォーク と スプーン

加工の始めは、くびれ部分の分割から。(実寸を計測)




先端部分から実寸に合わせて、厚みの調整をしていく。




出来上がり。




フォーク先端の曲がり具合も実寸通りに。




多少のアレンジでスプーンにも。僅か、縦11分割で完成する。



「DELFTship」その28 りんご

球のプリミティブがピッタリの林檎モデル

※最下行にあるSketchUpの添付ファイルは、時間限定で後ほど削除します。

側面・ネット表示

鳥瞰


SketchUp

【DELFTshipのデータ書き出し】
微妙な形状の変化に合わせて、メッシュデータの分布が効率よく行われているのがわかる。
添付ファイル 添付ファイル


「DELFTship」その27 コーヒーカップ

当分は身近な生活用品だけをモデリング。

「DELFTship」本来の機能を使いこなすには遠く及ばないため、簡単な作品ばかり手掛ける事になりそうである。








SketchUpのインポートから、「STL]フォーマットで取り込み(要プラグイン)



< next prev >