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「DELFTship」フリーのマリンソフト

kotarou 〜3D〜様のFBで紹介されていた、船の設計が出来る”マリンソフト”「DELFTship」
興味本位で触れる機会を得たが、かなり”ハードル”の高いソフトのようだ。

本格的な使い方はそれなりの専門知識を習得しないと無理そうだが、装飾用のモデルとして3Dプリンターなどで出力し、飾って楽しむ使い方などに転向出来そうである。

せっかく得た機会なので、暫く取り組んでみる事にした。

■下は、サンプルで添付されていたボートデータ






 ↑ ラインプランのウィンドウ
図は、白黒で前後と、側面平面の線図を”平面ビュー”で表示したもの。
白黒の線画以外、一枚目の画像のような、塗りつぶしやソリッドカラー、またソリッドカラー表示時、ライトの使用が出来る。
このプランウィンドウから、表示画像を「ビットマップ」として保存したり、「DXFファイルとしてエクスポート」する機能が備わっている。



制作したモデルを「エクポート」するフォーマットも多種用意されている。


画像は、Ver 6.27.259 の初期のバージョンだが、現在、この記事の段階で、7.14.280 まで出ている。
日本語化するためのLanguageパックは出ていないため、新バージョンを使う人は、”トランスレータ”機能を利用し、多少の時間をかける事で日本語化する事が可能である。
(6.27のバージョンにこの機能は搭載されていない。)


SketchUpの起動を選択ツールで始めるプラグイン

「SketchUp8」を起動すると線(LINE)ツールから始まるが、これを選択ツールに切り替えてくれるプラグインがある。

ダウンロード

起動直後のツールは何が適当かは、作業形態により人それぞれだが、概して”線ツール”から始める事は少ないのではないだろうか。
(このプラグインが存在する事自体、それを物語っているように思える。)

SketchUpには標準で、”ウィドウ”メニューに"Rubyコンソール”がセットされているが、試しに、このダイアログに、

Sketchup.send_action("selectSelectionTool:")

の一行を入れてエンターすると、これまでのツールが、矢印に変わる事を確認できる。
SketchUpAPIの、「send_action」メソッドを利用したプラグインで、
起動時、いつも不便を感じていた人にとって”煩わしさ”を解消してくれるプラグインである。

"Rubyコンソール”を選択



下の、インプットボックスに、
Sketchup.send_action("selectSelectionTool:")
の一行を入力


これまでのツールが矢印に変わった。

添付ファイル 添付ファイル


モデルの中心に点(小さな「 + 」記号)を打つ。(センターポイント)・プラグイン

あると便利(無いと不便)なプラグイン、その2

ダウンロード (2025年現在:サイトが閉鎖されていました)
CenterPoint

オブジェクトの中心(重心では無い)に点(小さな「 + 」記号)を打ってくれるプラグインで、キューブ、カプセル、球など、3Dモデルの芯合わせで特に重宝する。

プラグイン」メニューに「Set Center Point」として追加される。

3Dモデルの場合、X線モードか、ワイヤーフレーム以外は外から点を確認出来ない。


上のオブジェクトをすべて同一軸上に重ねたもの。
球やカプセルなど、重ね合わせの難しいオブジェクトも、簡単で正確に位置合わせできる。



コンテキストメニューに、日本語表示で「中心点の設置」として配置、機能する「rbz」ファイルを添付しました。
サブスクリプション対応の、新しいバージョンのSketchUpにインストールする際、拡張機能追加時に、警告と承認を求められますが、そのまま「はい」を指定してください。

添付ファイル 添付ファイル


円や、円弧の中心を求めるプラグイン

SketchUpを使い始めて「推定機能」についての知識が浅かった頃、2D図面の感覚から抜け切れず度々不自由な思いをした。

頻度の高い順で、”円と円弧の中心を求める”機能も、その例の一つに挙げられる。
下のリンクから、「Ruby」のプラグインとして入手できる。
contextmenu.rb

推定機能を利用し、円や円弧の中心を探り当てる事が難しく感じる人は作業効率の観点から入れていて損は無い。

※円や円弧の図形が存在し、アクティブ(選択)状態になると ”コンテキストメニュー” に、 ”中心点” として表示さる。



「Plugin」を上手く探せない人は、下のファイルをプラグインフォルダに入れると使用できる。
(ブラウザ上にテキストして表示される場合、ファイル名を右クリックして、「名前を付けてリンク先を保存」や、「対象をファイルに保存」で保存。)
実行に際し、「examples.rb」が必要。
添付ファイル 添付ファイル


「Emitter」を使ってみた:応用編

鶏の産卵ネタと同じだが、ちょっとした応用例

Spaceキーでボールが生成され、アップキーでバットが動く。
キーを押し続けると、一定間隔でボールが生成される。

ボールへの設定は、キー降下部分(”Strength”)の記述だけが前回と異なる。



添付ファイル 添付ファイル


一行スクリプト ”lookAt” を使ってみた。

たった一行のスクリプトだが、今後、色々な面で活用できそうである。

動画の中で、「OnTick」に記述したのは下の一行だけ。

lookAt("box")

今回は、「lookAt」対象のオブジェクトにそのまま"box"を使ったが、任意のオブジェクトに任意の名前を付けて利用する。
例  lookAt("sample",30) など。
上の例のように、対象のオブジェクト名の後に、コンマで区切って数字を入れると、「lookAt」する強さを調整できる。



※ "lookAt”を、"lookat”と書き間違えないよう注意。
"lookAt”を記述するオブジェクトは、Z軸の上面が対象になるオブジェクトを向くため、設定後(スクリプト記述後)に初期位置を決める必要がある。
添付ファイル 添付ファイル


「Emitter」を使ってみた

今回も、「3D Warehouse」から”鶏”のデータをお借りし、「Emitter」を試してみた。

「Emitter」を設定したのは、”たまご” だけで、その内容を赤枠で囲った。
「Strength」に、”-1”を設定したのは、産み出す”たまご” を後方に指定するため
「Rate」は、次の”たまご” を産むまでの間隔
「Lifetime」は、”たまご” を表示しておく期間



練習動画


まだ活用用途を見い出せない。(無いかな?)
添付ファイル 添付ファイル


実線を破線に、破線を実線に変換する「Plugin」

角度寸法プラグインに続き、
実線を破線に変換するプラグイン 「xLine.rb」

破線を実線に変換するプラグイン 「xLine2Line.rb」
の紹介。

こちらで詳しく解説されているので、説明は省略。

下のような感じで使える。

添付ファイル 添付ファイル


寸法だけを拾う「Plugin」

レイヤーを多用した図面で、寸法まで図面と一緒にレイヤー分けしてしまう事は度々起こる。
下の「dimension_utilities.rb」は、寸法だけを拾い、任意のレイヤーに移動する事ができる。(ただし、なぜかR寸法を拾わない。必要があれば「Shift」キーなどを押して、個別に追加してやる必要がある。)


添付ファイル 添付ファイル


角度寸法の「Plugin」

必要に迫られ、今更ながらの「Plugin」紹介。
2D、3Dを問わず、角度寸法が記入できる”Plugin” 「draw_angle_dim」

記入半径を指定できる他、内角、外角に寸法が入れられる。
最新のバージョン「draw_angle_dim_v1.1.rbz」で、"MAC”対応の記述が見られた。
(記事の最下段に添付)

※角度を記入する際、二本の寸法線が自動で付加され、測定半径を超える寸法記入半径を指定した場合、外側まで自動で寸法線がストレッチされる。

■寸法記入時の、内角、外角の切り替えは、「Tab」キーで行う
■寸法記入直後に、下の入力ボックスに、寸法線の半径が表示されるので、直接、数値入力して円弧の半径を指定できる。
(次の寸法記入に移るか、コマンドを終了するまで有効)

寸法確定後、グループ化される。
(添付画像参照)


添付ファイル 添付ファイル


横当島、上ノ根島・10m等高線と標高

国土地理院・基盤地図情報から、「横当島、上ノ根島」 等高線と標高の”kmz”データ






GoogleEarth用 等高線と標高データ
添付ファイル 添付ファイル


拡張版_Xリフト

さらに拡張したXリフト(リンク機構)を作成してみた。
※どれだけ連結しても、設定する手順は同じ
”門扉”などのモデルに応用できそうである。

グループ化については、添付ファイルそのもので確認できるため、説明は省略。
動作確認時のアニメーションも、同時に記録してあるので、「Physics」の、「リプレイ」ボタンで下の動画と同じ動きを再生できる。


添付ファイル 添付ファイル


「Hinge」ジョイントを使ったXリフト

あるサイトで、”Xリフト”のジョイント設定に苦慮している記事に遭遇し、実際に単純な二段構成だけのXリフトを作って試してみた。



折れ戸などで、「Hinge」が、オブジェクトと同時に移動する際のグループ化については、幾度か経験し、慣れていたつもりだったが、新たな”X型接続”の登場で、「Hinge」接続の奥深さを再認識する事となった。

練習用に、”オブジェクト”だけを配置したモデル(lift_0.skp)と、実際に設定が完了したモデル(lift_1.skp)の二つを添付したので、興味のある方は、是非ためしてみてほしい。

設定の終了したモデルは動きを確認しやすいよう、軸を一点だけ固定してある。(再生ボタンを押して、手動で動かす必要あり。)

「SketchyPhysics」を使い始めて、まだ2ヶ月足らずなので、設定が正しくない可能性もあり、要注意。
添付ファイル 添付ファイル


「Thruster」を使ってみた。

「SketchyPhysics」の、「Thruster」を利用して、押し出すオブジェクトはいくつか考えられる。
ロケットや、エレベーターなどが該当しそうだが、今回は”おもちゃ”のロケットを作成し、押出しの動きだけを試してみた。(効果音付き)



設定は、押出しの項目にチェックを入れ、値を設定するだけ。
(下の「inspector」のダイアログは個人的に日本語化して利用しているものだが、実際は正しい英語で表示される。)


「Thruster」へ設定するY軸への押出す強さは、自分の想定した動きに近くなるような数値。




作成するオブジェクトの質量(サイズ)で、設定する値は大きく変わる。
個人的には、スケール(体積)を10倍にしたとき、Thrusterの値は、10^3(10x10x10で1000倍)を目安として設定している。
体積が大きくなるに従い、微調整が容易になり、ゆっくりと動かせるようになる。

添付ファイルは、背景付きとモデルだけの2種類
PCのスペックに左右されるが、背景付きのモデルは、早い速度に設定
添付ファイル 添付ファイル


「playSound」 その2

3D Warehouse からモデルをお借りし、それぞれに対応した音(sound)を設定してみた。

マウスでオブジェクトに触れると、onclick{} が発生し、カッコにくくられた内容(playSound)が実行される。

onclick{
playSound('wav_name')
}

前回と異なり、「stopAllSounds」を入れず、音の終了を待たずに次の処理に移る。



添付ファイルのサイズが6Mを越えているため、読み込みに多少の時間を要する。(サイズ肥大の原因は受話器のカールコード)
 
添付ファイル 添付ファイル


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