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相性が良くなかった例

前出の"TRAY"と同じフィラメントを使って「Pxmalion Core i3」でプリントした例。

温度、速度、吐出量、充填密度・・等々、同じ設定だが相性が良くなかった。(フィラメントもかなり柔らかめ)
ヘッドにモーターを抱えてのプリントなので、0.2ミリの解像度で同じ速度はきつかったらしい。
(プリント速度を同じにしてもFirmware内のアクセラレーションの設定などがまるで異なるため、当たり前の結果か?)
0.3ミリ解像度の方が良かった。
綺麗にプリントするための今後の課題。



写真では想像以上のダメ効果が出てしまっているが、普通では気づかない。



復活! 修理後初プリント。 

修理後の初プリント。

ノズル0.4mm
ノズル温度205度
ベッド温度60度
解像度0.2ミリ
印刷速度48mm/S
充填速度48mm/S
外周速度46mm/S
充填密度(インフィル)100%
引き戻し速度35mm/S
引き戻し距離3.5mm


面が"つるつる"に仕上がったテーブル幅一杯のトレー。
手で触っても折り返し地点の繋ぎ目は判らない。 光の屈折を利用してやっと見えるほど。


繋ぎ目拡大! 直接光が当たらないとコーナーにある繋ぎ目は解らない。
(接続面のスタート部分に、わずかに薄茶色い焦げ目がついているのでわかる)
ノズル痕を見えやすくするため、写真の明度を落として、シャープを強めに処理。

貼り付きが強すぎて、刃物を差し込む際に傷を入れてしまった。(左下)


0.2ミリの積層痕とリップルの状態(実際は見えないので良好)
細かな調整が出来るようになると気も楽になる。


プリントの質は戻す事が出来たが、マスキングテープの貼り付きが強すぎる問題が発生。
モデルを取り外す際に、マスキング・テープの方を破ってしまうか、モデルの方を割ってしまう事故も。
今後の課題。

※ 添付ファイルの「TRAY」は、サイズ160x80のもの
添付ファイル 添付ファイル


割れたパーツの取り替え

無いと困るが、余計な仕事。

放っておいてもいつかはやらないといけないので、さっさと取り替え。
ノズルとベッドのオフセットを調整して完成。




今回はインフィル100%でプリント。 ガッチリ締めた。
静電センサーに取り替えても良かったが、面倒だったため次回に。





次にやるときはこれかな?
静電型は距離(間隔)で計測するため最初の調整だけで、厚みの異なるシートに取り替えても再調整の必要が無い。



Arduinoへの「HEX」ファイルのアップロード方法について

「Arduino」系のボードへバージョンアップなどの理由により「HEX」ファイルを書き込む場合、個人的には以下の二つの方法から選択し、実行している。

(1) Curaなどのスライサーソフトを起動し、
「プリンターの設定」メニューから、「カスタムファームウェアをインストールする」を使う方法


事前にアップロード対象の"ポート番号"と"通信速度(ボーレート)"を指定しておく必要がある。


※上と同じ"Cura 15.04.6"のバージョンを日本語で使いたい場合、保証は出来ないが以下に"日本語化ファイル"をアップロードしている。
http://www.plotyuki.sakura.ne.jp/blog/blog.cgi?n=540&category=11





(2) 下記サイトから「XLoder」をダウンロードし、転送対象ボードの"COMポート"と"ボーレート"、アップロード対象の"HEX"ファイルを指定し、アップロードする方法
http://www.hobbytronics.co.uk/arduino-xloader



※事実関係は確認してないが、「XLoder」のスパイウェアに関する記事も存在するため、公式サイト以外からのダウンロードは注意する必要がある。

記事下の添付ファイルは心配な人用「Xloader」
添付ファイル 添付ファイル


「Pxmalion」、サポートその後

「Pxmalion Core I3」のサポートを受け始めて一週間近く。
サポート担当者とここまで意思疎通がとれるようになると、マシンをあまり悪くも言えない状況になってしまった。

同型機を購入した他の "Amazonカスタマー" のレビューを読むと、皆うまくプリント出来ているものばかりなので孤立感さえ覚えたのだが、これには少々訳がありそうな気がする。(あくまで個人的だが)

以下、想像するに、
組み立て終了後のオートレベリングを実行する前にキャリブレーションの調整を行う。
適当に4隅のギャップが揃えば、大抵の場合うまくプリント出来てしまうため(オートレベル機能を持たないプリンターの調整はここまで)、時間のかかるレベリング計測の実行後は自動でレベル調整されているという錯覚に陥ってしまっているのではないか?と言う疑問。
ただし、バージョンアップ・ファームウェアも存在するので、正常に機能している可能性もある。

実際にキャリブレーションの調整だけでプリントしても綺麗に仕上がる。


自分一人だけオートレベルが効いていない状況に納得できず、サポートとやり取りする事約一週間。
様々なコードをテストして"ダダこね"報告した結果、やっとオートレベリングが機能していない事実を確認してもらう事が出来た。
急遽プログラムを修正して、完成後に送ってもらう事になった。
同機を購入した人たちは再度確認を。
(皆うまくプリントできているようなので、必要無いかもしれないが!)

担当者の辛抱強いサポートを受け、不安が期待に変わった良い1日となった。

※プリンターのコントローラは「Mega2560」と同じIDを返すが、互換性は無いので要注意。(メーカーに確認済み)
自分で「Merlin」などのファームウェアを書き込むと、取り返しのつかない結果になる可能性がある。(かもしれない)



取り付けネジの長さミス

インフィル100%の方が良いパーツ。
締め付けのきついパーツにも関わらず、インフィル50%で印刷した結果

取り付けネジが少し長かったために起こった事例。
ストップ位置を越えて締め付けられ、割れが入った。
インフィル100%だとこうなる前に気付いた。


このパーツは"Level"再調整、ベルト再張替え等、面倒な部分。


「TERAOKA」100ミリ幅マスキングテープ・モデル貼り付きテスト

120x120サイズで、100ミリ幅マスキング・テープのプリント定着テスト。

ベッドと接触するプリント面は綺麗。

貼り付きが強すぎて取り外しを失敗した。
ベッドのレベルを高くするか、送り速度を早くするなど、追加テストが必要。

動画は二層目のプリントに入ったところ。

添付ファイル 添付ファイル


サポートからのアドバイス内容が・・

プリンターの動作不良、いまだ未解決。

メーカー・サポート係りからの返信はもらえたが、丁寧な文章で僕より上手い。
意思の疎通も問題ないが、サポート内容が実証済みなものばかり。

手っ取り早く解決するため、「ファームウェア」のバーションアップを希望しているが、サポート内容を色々試してもらい、それでもダメな場合は出してくれるとの事。
詳細な内容で伝えたつもりだが。
正常動作さえしてくれればソース内容の見えない「Hex」形式でも構わないんだけど。

遠回りだなぁ・・
気長に付き合うしかなさそうだ。


ABL動作確認

圧力センサーの動作確認。

最初のLCD画面はノズルにセンサーを取り付けた後のトリガーテスト。
問題なくレベリング動作完了


ファームウェアをバグフィックスの終わったものにバーションアップをしない限り、プリント時に反映されない。
質問に対する中国からの回答はまだもらえて無い!


室温5度以下

最低温度未満の表示。

ヒーターの最低設定温度は5度なので、室温がそれを下回ったらしい。


「Merlin」のファームウェア温度設定部分のソース。


天気は良いが、強風。
日陰には雪が残っている。


圧力モジュール修理

心配事があり、何も集中出来ない日。

中華プリンターのオートレベリング動作不良についてはサポートに問い合わ中。
・・が、いまだ返事無し。(日本語でメールしたのが悪かったかもしれない)

気を紛らわすため、圧力モジュールでも修理する事にした。

何の緩衝材だったか記憶に無いが、耐熱性の固めのスポンジを見つけたので代用。
偶然だが、モジュールについていたものと同じ材質のようだ。

失敗したら捨てる覚悟で修理開始。

溶けたスポンジを根本ギリギリで切り離し。



UCHIDAのテンプレートで円径の測定



彫刻刀で繰り抜いたスポンジはガタガタなのでインパクトドライバーの先端に取り付け、ナイフをバイト代りに当てて整形(高速回転)
その後ベースに接着




購入時と同じサイズで完成。ノズルもしっかりキャッチ出来た。
800番のペーバーで外周を磨いても柔らかいので面が荒れる。性能に影響は無いので良しとした。


接着剤が乾いたら動作を確認する予定。


手抜きの薦め

3Dモデルのプリントアウトに必要の無いイメージ部分(電子基板、フレームなど)はなるべく労力を省きたい無駄の対象。

"作っている場合では無い!" と言うより、作らなくても既にある事の方も多く探した方が手っ取り早い場合がある。

下の「SketchUp」で作成された「Mega2560+Ramps1.4」のモデルは、合理的に上手く処理されている。


今回の3Dモデルをダウンロードしたと思われる対象サイト(記憶が??)
https://www.yobi3d.com/q/3D-model/dasaki-ramps-enclosure

この記事そのものも手抜きに。
添付ファイル 添付ファイル


ファン交換

2号機のファン取り替えは二度目。
最近、ブザーに近い音が出るようになり、手で触っても振動が伝わるレベル。
造形物に影響が出てないハズも無く、光の当て具合で前出のケース写真のようにリップル痕が見える。
※交換時にモーター支持部分の2箇所に亀裂があるのが分かった。

ファンの振動が影響してか、ヘッドの取り付けネジまで緩んでいた。
短期間ごとの点検が必要。

結構溜まったホコリ。
定期的に柔らかい刷毛で掃除はしているのだが・・。


こんな状態でも平気で回っちゃうんだネ!


ピッチの変更忘れであと4時間!

"イチ・キュッ・パ"の黄フィラメントで中華製プリンター目詰り。
分解したくないので、自作プリンター2号機にセットし直し目詰り。
毎回同じ失敗を繰り返している。

普段使用しているフィラメント(「Aspectek」)は、寒い季節にプリント中でも容易に折れてしまうため、柔らかくて融解温度が低い"イチ・キュッ・パ"の出番となるが、設定のし直しを忘れると面倒に見舞われてしまう。

最初の一方的な押し込みでは抵抗なくノズルから排出されるが、引き戻し(リトラクト)動作を行うと伸ばされて細くなったフィラメントとバレルの間に隙間が出来てしまい、次の押し込みでその空隙に溶けたフィラメントが入り込でしまう。
一度バレル内部に入り込んで固まったフィラメントは融解するほどの熱が伝わらないため、内部で固まったままとなり、無理に通り抜けようとするフィラメントとの摩擦でエクストルーダが押しきれなくなりノッキングを始める。
こうなるとノズルとバレルを分解して取り除く他ない。

対策は限られており、フィラメント交換時は既定の温度に達しているかを確かめ、力任せな動作をしない事。
(複数回の押し引きをしない)

プリンターの個性に依存するかもしれないが、個人的にはいつもより温度を低めに設定し、フィラメントのリトラクト量と吐出量も減らす対策をとっている。

そんなこんなで、メンテ終了後プリント再開。
今度は積層ピッチの変更を忘れて約12時間の長時間プリントに・・








オートレベリング後、センサー取り外しを忘れると・・

前に、Z軸レベルセンサーに使われている圧力モジュールの同等品(Amazon)を紹介した事があったが、オートベッドレベリングが機能せず、取り外しを忘れ悲惨な姿に

本来あるべき姿


ちょっと席を外した隙に取り外しのG29コード実行時のブザー音が聞こえず溶かしてしまった。
キャップ式のレベルセンサーは注意が必要。
(オートレベリングが機能すれば取り外せる位置で停止し、センサーを取り外せるので普通は起こらない!)
G29がブザー音のみで、スルーされた場合、そのままヒーターが入りプリントモードに入るため溶けてしまう。



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